ようやく休みが明けて境内に放置していたパイプフレームやドラム缶を撤去しました。
そして2024年の大晦日の拙寺「除夕鐘」で同時に行った「べらぼうクイズ」の賞品、残りのお二人に連絡がつき、それをお渡し、あるいは発送することができました。
大当たりは不在でその前後賞3名です。
うちわけは檀家さんのお孫さん(市内)、非檀家さん(市内と豊川市)でした。
豊川の方に連絡してみると、あの時、史料館に行ったあとに拙寺に立ち寄ったそう。今後しばらくは相良に立ち寄る予定はないとのことでしたので宅配便をタノムことにしました。
これにて私の3年越しの借りはすべて返済完了したというわけ。
扨、以前行僧原の先、そちらは相良鬼女新田と比木からの台地の先(御前崎市)、といった位置になりますが疣取地蔵について記していました。
そのお堂手前に顕彰碑が建っています。
現在は判読しにくく、その前に立って目を凝らしたとしてもまあ諦めるというのがスジでしょう。
ところがその拓本が軸装されて保存されているのが以前記した庄屋で弓師範の萩原宅に。
④⑤ですが、それを起こした(叔父の仕事です)ものが以下です。
「左傳翁碑」
射伯萩原左傳次翁碑
射道之行於我国所由来遠矣
古者射遠威敵莫過乎此者也
是以一旦有事
則著決拾操烏號
霹靂應弦流星飛騰
洞胸弇心百発不暇止
而其精詣之妙足以感鬼神伏妖魔
若夫穿楊葉定天山固不足言也
而其習之於平時也
威儀可則進退可度遵迪
舊儀不愆錙銖
亦我国之一大古典也
永禄間徳川氏丁令国中勤誘控弦之士
是故後世斯道之行駿遠参最為盛焉
輓近火器漸行此用遂廃矣
然而孜孜不懈
能傳諸其徒使人不遺
古者則余於佐傳君見之矣
君諱致伸 幼字傳蔵
遠江国小笠郡 比木村人也
父曰佐治右衛門
母川嶋氏君其嫡子也
以文政元年二月五日生於其郷
為十九喪父承家復称佐治右衛門
后改曰左傳為人寛弘仁恕
嘉永之初藩主田沼氏挙為四十一村
黨正善事上撫下
安政六年五月聴称姓帯刀
蓋異数也
元治之初命統黨正
明治元年春擢為代官
時幕府実権藩政煩劇
君常其衝能盡其職
已而官軍東下路過大堰渡
君受命迎候于金谷駅
會霖雨暴漲殆不可渡
君勵精督促吏民為渉
済之計使軍旅無恙
其處事忠厚皆是類也由
是藩主嘉其積労優遇備至云
君嘗注意於勧業
安政中創莵道製茗方 ※莵道製茗 製茶
明治之初又奨励庠序之教
献金投資官賞之者数矣
尤用心於孤矢
壮而受業於佐倉真邦 ※佐倉真邦 桜ケ池神主 国学者
極日置流印西派之蘊奥 ※日置流 へきりゅう 弓術本流
初真邦学於竹山茂郷
及真邦没
君又従茂郷終承其統焉
蓋自初祖日置弾正豊氏十七傳
而至君大得其真髄
弟子之衆至数百人矣
君之臨堋姿態之端正不可犯者 ※堋 あずち安土 弓盛土
固非出於矯揉也
蓋内志既正故
外體自直不期而然耳
其臨事接物亦推此心
功績之較著如此
亦不足怪也
故其令嗣佐吉氏又能継
其志述其事名声嘖嘖
喧傳于遠通
可謂嗣有継也
君又通諸技如圍棋点茶挿花
皆極其能矣
然在君則其緒餘耳非所君也
以取而評君也
明治三十年三月一日病没於家
享年八十葬于其郷焉
群弟子追悼不已相謀建碑
求文於余
余亦嘗辱君之知遇
又蒙令嗣之恩眷
不可以不文而辞也乃銘
張弛有則
體與心直
古人有言
射以観徳
明治三十二年九月
大本山永平寺西堂西有穆山禅師篆額
矢村義塾長 矢村宣昭撰
後藤南涯書
田沼時代の大庄屋で弓術の師範。かなりの数の弟子を抱えていたことを存じ上げていますが、この文書で驚かされたことが先ずはその弓術の師は桜真邦というところ。
それを見て私はスグに桜ケ池(またはこちら こちら)に立ち寄り真邦(またはこちら こちら)と萩原氏の関係を問い合わせましたがその件現状佐倉家では承知していなかったようです。
ただし桜ケ池には弓道場もかつてはあって以前は池新田高校の弓道部の練習場だったと。
今後の何かの史料出現を待ちましょう。
そして、左傳の母が川嶋氏君其嫡子也です。
即断はできませんがその川嶋氏とは後期田沼の川嶋氏(鶴嘴の出所)と見るところ。
それだけの家に嫁いでも不思議はないでしょうからね。
今後のんびり紐解いていければ。
問題としては管轄が御前崎市になるところ。
私がちょろちょろ動くのは越権行為か。
尚、行僧原の御門徒さんに伺ったところ、その石碑についての内容は知らなかったが萩原家は地元では有名なお宅だと。
永平寺との関係は不詳。





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小山昭治 (火曜日, 06 1月 2026 08:46)
桜が池に矢場があり、祖父のバイクの後ろに乗り、行った覚えがします。
祭りに開催されたのか賑やかでした。
子供が減ると言うことは、経済を始めすべてが減少。剣道部も弓道部もヨット部も無くなり静かになりました。この先どうなるのでしょう。
古きも大事ですが、新しさも大事です。この先、何をすればいいのか迷いの年です。
今井一光 (火曜日, 06 1月 2026 20:49)
ありがとうございます。
この国の衰微を実感します。どうにもならないことですがどこか歯がゆいところも。
鳥取島根で地震がありましたが自然災害もなす術がありません。