岡崎教区31組の真宗落語 6月15日(土)掛川にて 

またも終日雨。

朝からイラっときますがやることはやらねば・・・と自ら言い聞かせてまずは、本堂床下照明のスイッチの現場説明書きの更新から。

そして一昨日届いた真宗大谷派岡崎教区31組主催の「真宗落語」のポスターの整理を。

降雨のため限定的ですが、外用のもの3枚を製作。

その一つを門前に1枚、掲示ケース内に大型ポスターを提示しました。

 

タイトルが「真宗落語」の通り、当流関りのお話となりますが

桂小春團治師は昨年の本山主催のイベントでも公演しています。

対象は真宗ご門徒さまだけでなく、どなた様でもかまいません。

ただポスターの「持物」のお念珠についてはまぁご理解いただけるかと思いますが「赤本」との明示は人によってはハードルが高く感じる方もおられるでしょうね。

私どもは「赤本」はそれで難なく通じますが、ひょっとすると

ご門徒であっても「 ? 」になるやも知れません。

 

要は「正信偈」を冒頭拝読しますよ~の事ですが、その正信偈が掲載される経本を赤本と呼ぶことが多いですね。

その呼び名はおそらく全国共通とは思いますが、最近、拙寺で配布するそれは教区で出ている「オレンジ」あるいは「青」ですからね。

 

そして何より持物指定の件、厳密性はなくそこは「フリーで可」ですね。ついつい正信偈拝読があるのでその親切心で追記したとは思いますがややもすると「念珠と経本を持たない者は来るな」のイメージにつながりかねない箇所でした。

「お持ちの方は」とか「無くても可」と記したかったかも・・・。

そうですね、その「お持ちの方は」のシールを貼ることにしましょう。

6月15日とまだまだ先の話。近くなったらこちらでも再び案内する予定ですし、ご門徒さん店頭など掲示ご協力をお願いします。

 

扨、昨晩は数年振りに開催(おそらく4年?)された相良仏教会の新年会に出席しました。

この新年会は毎年の次期会長への引継ぎを兼ねていて新しく会長となるお寺の大御所と久々お会いしました。

その方は相良の寺々の「まず三代の付き合い・・・」があるとのことでそれを聞いて「ああ息子を連れて来て挨拶させればよかった・・・」と思った次第。

私の爺様を知っている方ですから、私の息子だとその4人目ですからね。新記録です。

 

大御所の話は面白い。

首都圏のマンション坊主の話になった際、当初は「凄いのが居たものだ~」と。

国内大抵の宗派の葬儀ができるオールラウンドプレーヤーなる坊さんの話。

絶対にそれぞれ本山の資格などあるはずもなくすべてに対応してしまうという強者です。一応衣等の「衣装」は揃えていたそうですが基本「参列者はわかっちゃいないから」の開き直り。

要は葬儀社からの依頼を受けるわけですが頭を丸めていて「それなり」の風体ならみんな信用してしまう・・・と。

「私は信用されませんね・・・」と自虐を呟くと「そう、大澤寺さんは地元だけ・・・」。

他所では誰も相手にしない・・・ということでしょうがそれでいていろいろ出没することがある私も結構図々しい。

 

今は施主さんもグーグルマップで住所地検索しますので、マンション坊主は流行らなくなりました。坊さんを引っ張ってくる葬祭屋さんへのクレームとなってしまいますから。

それで、さすがにインチキ名刺は渡せませんからね。

まぁ世の中には架空の寺院名ではなく実在する寺の名を勝手に記し、連絡先を携帯番号にするなどの新手もいるようです。

取りあえず葬儀を修めてくれればそれでイイといった施主が増えているのかも知れません。それこそ「知らぬが仏」なのかも。

 

③は雨の中撮影したいつものサクラ。

私が最も今かわいがっている木ですが、蕾はどんどん開いてしまい「この雨申し訳ないね~」の気持ち。

また今度青空と日差しの中撮りたいものです。