下山代官屋敷とはいいながら大沼城の支城 ?

無風で気温上昇。

今週は春一番の予報が出ていますが、やはり寒いより暖かい方が過ごしやすい。というか体にとってラクですね。

来訪者なし。法事もなし。

殆ど何もしない一日でしたが、檀家さんの自動車修理会社に頼んでいた20ℓのオイル缶が3個ばかり届きましたので、容器として使用できるよう油分を除去しました。

アレはどちらでも使用後は廃品として処分に出してしまうようですが、案外使い勝手のイイものです。

 

通常の容器としては勿論、災害時に野外焚火等で暖を取るには絶妙。サイドに空気穴を空ければ即使用できます。

またやはり災害時、20ℓの水が入るということで井戸からの水を溜め込むことができます。直接火にかけて沸かすこともできます。

先般もそのために拙寺の井戸に単管パイプの三脚(その為の器具があります)を立てて急造の櫓を設置、水量を確認しましたが水深2mの水量は変わりませんでした。

そのような事があることは苦痛このうえないことですが、念のための対応力を着けつつあるところです。

 

扨、以前豊田市の下山支所田代城について記しましたがその近隣、特に下山支所の南西側裏山にあるのが下山代官屋敷(場所はこちら)。

代官屋敷というと近隣では昨日の酒呑代官屋敷また大給代官屋敷等を連想しますが、その名「代官」のイメージとは違って殆ど山城の類になります。

 

また以前郡界川について記しましたがその川が流れさらなる分岐がある大沼川がその城郭のある台地の境界となし外堀の役目をしています。

中には代官屋敷城と「城」であることを示唆する名称もあるくらいで、そのそうは高くはない台地上には土塁に切岸、空堀等の遺構を見ることができます。

 

やはり田代城同様、武田の手によって落されたよう。