上ノ郷-神の郷は旧赤孫郷 鵜殿氏の崇敬赤日子神社 

昨日の法事でも年配の方から「かなり昔のこと 貴方の先代の先代、もしかしてその先(それはまずない・・・)から聞いていたが、本堂は相良城の部材で作られたんだってねぇ・・・」

「今更ですか?」とは言わず堂内櫓太鼓の紹介に続いて墓参に向かう際、例の本堂下、床下の部材をご覧いただきました。

ということで自作の「床下照明」がまたも機能した次第。

 

扨、蒲郡の方との会話の中で私は「大河ドラマの中で少しでも地元が触れられるといいね」というヨイショの発言をしていました。そういう時、その方々は「どうでしょう・・・」と内心「まずムリだろう」の雰囲気を醸し出していましたが、昨晩のドラマの回では冒頭イキナリ「上ノ郷城を~」というフレーズが出て、また鵜殿長照とその息子たちまで登場していました。

蒲郡のみなさん、今頃さぞかし盛り上がっていることでしょう。

大河登場お初では?

 

蒲郡の戦国の城といえばまずは上之郷城と鵜殿氏ですしドラマでは鵜殿氏・上ノ郷城の戦いについては来週が本番のよう、服部半蔵が活躍するというのも筋書き通りでした。

2週連続で楽しめて、あとあとのお田鶴さん(やはり昨日)の伏線にもなっていたよう。

どちらにしろ、半蔵の弔い合戦の意を無理やり突っ込むという内容でしょうがその鵜殿と上之郷城が全国区に躍り出たということは大いに結構。

 

小和田先生の講演会(2月19日 日曜日)もしっかり予定が入っていました。

先生はどういった手段でそちらに向かうのでしょうかね。

私は車のみ、それ以外の交通手段を知りませんが、あの地は前乗り行脚でないと厳しいかも。

 

扨、上ノ郷城に向かうに目標地点といえば赤日子神社を目指すのが一番。何といってもそちらの神社には駐車場とトイレまで備わっていますので便利このうえなし。

先日記した市場橋(そちらの画像②③④)辺りが神社西側になります。

 

赤日子神社の「赤日子あかひこ」は宝飯郡の古い地名「赤孫郷」からといいます。

養蚕殖産の神といい「赤い糸」を連想します。

 

⑥⑦はその市場橋を渡った「下市場」と城跡側の「殿市場」の小字の中間あたりの「熊が池」ですが、城の外堀跡のようです。

殿市場の北側の地が「麻畑」、赤曳絲なる糸を作っていたといいます。

 

⑤は神社で見かけた大きな石。

まずはみかん畑開削で壊した古墳の石室の一部であろうと推測します。

以前と言えば日本全国「そんなもの」でした。