当尾金蔵院 十三重塔と光背付地蔵 ではなく阿弥陀

全国的に感染者が減少している気配を示している昨今ですが昨日は大阪のみが一人気を吐いて(失礼・・・)3004人と過去最高

(トーキョーは3168人で7日平均で前週の75.4%)。

 

当然に自宅療養者は増えて中・重傷者の入院に人工呼吸器やECMOのお世話が必要になる方もいるわけで、ますます大変な状況なのかと思います。

いよいよ野戦病院設置に酸素ステーション増設が喫緊となりましょう。お手並みを拝見したいものです。

 

大阪以外の地での小康状態かと思われる今の感染者数も今までのパターンからも、まったくもって油断はあってはならないこと。

昨日はWHOがコロンビアで確認されたウイルス変異株の「ミュー株」について「注視する」というニュースがありました。

どうやら既に国内でも見つかっているようですが。

 

懸案だったラムダ株については今のところはデルタ大繁盛の陰に隠れて「大したことナイ」ような気もしないわけではありませんが、一昨日の日本で変異したデルタ(日本株?)の報道もあるなど、次から次へと変異株の名のりがあってコロナウィルスとの付き合いは今後まだまだ続くのでは・・・という印象。

 

トーキョーでは杉並区の自宅療養者への対応につて「そんなものなんだ~」と思わせるニュースにありました。

コロナ感染した40歳の方が自宅療養は家族に感染させることになるので職場の個室に自己隔離したそう。

入院はできず保健所の管理下にあるわけですが、数日後に急変して亡くなっています。

 

亡くなった方の言い分はわかりませんが保健所側の言葉は「複数回電話をしたがつながらず、療養先を訪問しても会えなかったため対応を終了した」とのこと。

対応終了の際、家族にも警察にも連絡はしなかったとのことですが、首を傾げます。「終了しました」を堂々と言われることにも違和感。

 

待機を命じ管理下に置く患者の消息が途絶えていることについて「連絡がとれないから」を理由に終了宣言をするなど機能不全に陥っているとしか言いようがありませんね。

消息がわからない=重大事案と思い浮かべられない神経の持ち主が「区民の健康と命を守る」の大風呂敷を敷いている部署の心構えだったということです。

大抵その件のお目こぼしを願う言葉として「人員不足」というのがその手の「命を救えなかった理由」として大流行しています。「人がいないからしょうがない」で説得しようとしますが、それでも当方も「納得不全」に陥ります。

 

昨日は「おカネ」の件「他人のカネ」なら腹が痛まないので「勿体ないを感じない」のが役人であると記しましたがお役所仕事は「他人の命だから」が本音なのでは・・・親身にはなれないでしょう。

 

我々庶民はコロナになっても所詮入院は期待できません、芸能人やエライ人たちの如くコネはありませんから。もしコロナになったらよくよくの覚悟をしなくてはならないでしょうね。

早い仕事を自負するならば国産飲み薬の抗ウィルス薬、特例でも何でもイイので早いところ認可して欲しいものです。

昨日はコロナ重症者には嘘か本当か「アサイーがいい」などとありました。

一昔前に囃された飲料ですがベットでのたうち回っている時にそれを飲めるか・・・とも思います。

まぁ何もかも飲む飲まないは個人の自由で。

アメリカの裁判所はイベルメクチンの使用について先日許可していましたね。

 

さて、昨日の金蔵院の続き。

決して広いとはいえない境内にはまるで庭園の庭石の如く、古式容姿溢れる石塔石仏がところ狭しというばかりに並んでいます。

何といっても昨日ブログの画像、山門の後ろ側に見えていた十三重塔に目が留まりますね。

これが一番古そうですが・・・。

 

欠損は見えますが、この高さを維持できて今建っている奇特、塔のベース四面に彫られた仏たちに畏敬の念を抱きます。

どうやら他の各石塔たちは地区で集積されたものでしょうね。

見え見えのパーツ取り、無理くりパーツ重ねの塔も散見できますので。

 

今一つ分厚く重量感ある光背を背負った地蔵らしき石仏、お顔は摩滅、左手の様子は宝珠を持っているようで持っていず、印を結んでいるようでよくわからない。

右手は明らかに阿弥陀の如く「印」を結ぶ様子がうかがえます。やはり、錫杖は持っていませんね。

こちらもたかの坊の地蔵と同様かとは思うものの頭部の様子は明らかに螺髪風。ということで阿弥陀さんですね。