たかの坊地蔵(矢田寺型地蔵) 当尾西小公民館前 

25日の静岡県内の自宅療養者は3262人で自宅待機者は1372人という数字。

どう自宅での療養がされ、どう待機をしているのか経験のない私にはさっぱりわかりませんが、これまでのニュースの類から推測すれば「放ったらかし」の様。

都内には8月12日で各20000人、10000人の「自宅」がいましたからそういう方たちから聞いてみればスグわかるはずです。

昨日のニュースでは基礎疾患の無い方の証言。

発熱して1週間の待機、呼吸ができなくなって救急車を要請するも、100件近くの病院に断られてようやく入院できたそう。

それでも幸運だったということでしょうが、その方が基礎疾患(糖尿、心臓病ほか他の疾病)が無かったからこその生還であったことは無論でしょう。

また、別に喫煙者の抗体保有率は著しく低下するそうですからやはりタバコはヤバイ。すでに喫煙から遠ざかっている「経験者」であったとしてもその低下は許容しなくてはならないようです。

ブレークスルー感染を防ぐにはやはり個体差があるとは思いますが抗体をキープすることに他なりません。

ワクチンを打っても喫煙者は特に気を付けなくてはならないでしょうね。日常、肺機能を自らの手で痛めつけているのですからその弱点をウィルスに突かれるワケです。

 

都内には「自宅療養セット」なる食料飲料水の詰められた段ボールが配られているといいますが、途中で「在庫欠品」の報もありました。それだけでどれだけの「籠城」が可能かわかりませんが長期戦となれば追加補充も必要になりましょう。

そしてパルスオキシメーターなる器具の問題。

これは自身の「最悪へ向かう今」を瞬時に即確認できるグッズであって独居の人であってもその数字を見て何かしらのメッセージを出す事ができますね。

それを各人に貸与できていれば自宅療養者の死はもっと防ぐことができたはず。

 

「コロナは災害」なる声が聞こえてきますが「災害」と普通に言えば「自然の驚異」、人智を超えた恐怖を思いますが、いまのそれはもはやそれを放置して何もしてこなかった「人災」でしょう。そこのところ熱海の土石流同様、「ハッキリ」してもらわなくては。

 

結局はまともな対応ができていないという諦めですが、そこまでに至る「有り余る時間」を一体何をやっていたのか・・・

ガースーの口から「国民を守る」との弁、最近よく聞こえてきますが見捨てられて亡くなっている人たちの件毎日のようにニュースで見聞きしていますよ。

 

昨日は横浜の「奥の墓道」氏よりメールがありました。

パルスオキシメーターに準ずる血中酸素濃度を測るスマートウオッチの件、先日ブログupしたところそれを早速入手したといいます。そしてその計測数値についてまったくのデタラメだったと地団太を踏んでいる様子でした。

「中国製のオモチャだった」と吐き捨てていましたが値段は送料込みで1300円代と。2021年製の最新をうたっていたそう。

言っては悪いが、その金額でまともな代物と期待するのはさすがにお目出度い。安物買いの銭失いとはよく言った言葉。

またその世界には当たりはずれは結構にありますから。

日本製のものは製造が追いつかないほどのパルスオキシメーターですが値が張ります。それ以外の割安のものは出回っていますので口コミ見ながら、選ぶしかないでしょうね。

 

その数値こそ救急車を呼び、入院するための確固たる判断材料になります。

 

さて、当尾の石仏巡りで西小(にしお)の地名を何度か記していますが、その西小の中心といっていいのか西小公民館にも石仏たちが並んでいます。ただし公民館らしき建物はバス停のある集落側にもありますが・・・

 

そちらには江戸期風宝篋印塔らを除いて室町期を思わせる石仏、名号板碑の中に大き目の舟形光背付きの地蔵があります。南北朝期の作品とのことです。

左その地蔵の左手にはいつもの宝珠を持っていますが右手は錫杖ではなく印を結ぶタイプ。

それは奈良矢田寺の地蔵にその形式があることから「矢田型地蔵」と呼ばれています。

 

 

画像からは確認しにくいですが光背の地蔵の頭部には蓮弁がレリーフされているようです(場所はこちら)。