再々延期となっていたお客様の来訪が再び延期されました。
その先生は教育委員会がお招きするもので拙寺にて波さんが江戸より持ち戻った着物の評価をいただこうというものでしたが、以降未定、おそらく9月以降か・・・ということになりました。
「宣言」がドンピシャ重なったわけでタイミングが如何にも悪すぎました。すべてしょうがないことです。
宣言の理由についてガースーは「変異ウィルス」が大変・・・の如く言っていましたが前回解除する前からその脅威については十分指摘されていましたからね。
首相としてあるのなら職をかけてでも対ウィルス戦に勝ち抜くいや生き抜く気概というものを提示して欲しいものです。
だらだらぐずくず何をやっているかわからない、要は国民の命という大義を捨てて観光業界偏重の施策を取り続けた挙句の今があるのだと思いますが、厚労省の役人を黙らせて「オレの責任で」というカタチで抜本的対応を取れないものでしょうかね。
結局政治屋という者は所詮御身お仲間大切となって思い切った策が打てないのですね。
「専門家の意見」の都合のいい言回しには飽き飽きです。
国産ワクチンにしろ医療体制強化のためのテコ入れ、既成の陳腐な組織の改編など国民が見聞きして「コレは・・・」と唸らせられるようなメッセージを送るべきですね。
オリンピックへの「こだわり」も捨ててしまう力量があったらさぞかしラクになれるでしょうに。
安心・安全の開催と口では言いますがやらないのが一番の安心。
1日の新規感染者が33万人と耳を疑いたくなるような数字を昨日出したインドの件、医療崩壊の現場をニュース報道で見ましたが1つの狭いベットに二人の患者が呼吸器をつけたまま寝かされる図や、酸素ボンベの不足から取り合いになっている件、世界の様子は「まともじゃあナイ」としか言いようがありません。
今そのインドを席巻している「二重変異ウィルス」、日本国内への蔓延のリスクっていうものは眼中にないのでしょうかね。
それとも私だけが心配性なの?
あるアンケート調査で「一番信用ならない政治家」に安倍晋三というのがありましたがアレはあのマスクによって「本当は何もわかちゃいない」ということが国民に知れ渡ったわけですね。このままではその「信用」以前、その「存在の意味」というものがない政治家として一番になりますよ。
その宣言の期限についてその短さも含め「今決める」ことも誰もがオカシイと思っているところ。
どこまでグズグスダラダラを続けるつもり?
4波5波6波~永遠に・・・そのたびに宣言を出すのか是非に聞かせて欲しい・・・
さて、横浜金沢区の古刹称名寺の名についてそのご本尊の弥勒にかつて驚かされた件、記しましたがあの仁王門の手前に光明院という塔頭寺院があります。
その光明院の名もそもそも阿弥陀の別名に相違ありませんね。
しかしまたご本尊は阿弥陀さんではないようです。
そちらの山門は寛文五(1665)年製。
その前に石仏が並んでいますが南山城や奈良辺りでは見かけない「三猿」が肉彫りされた石碑が建っています。
阿弥陀仏を表す梵字「キリーク」を頭に「奉」の字が判明できます。「三猿」の登場は庚申(かのえさる)信仰の繁盛(特に江戸期)もあって庚申塚に描かれることが多く石碑の文字に「奉供養庚申」を推測。
右側にやはり山門の造立時期、寛文十一(1671)の銘が微かにうかがえます。
称名寺周辺の石仏は江戸期のものが多いですね。
この「三猿」には自戒の思いがまずあるのでしょうが、見ないよう聞かないよう口にしないよう・・・あったとすれば悪意、恣意のある者にとっては有利に動くことは必然。
イジメ、暴力、強権、非道徳そして特に不作為に向かって「三猿」の躰であったとしたらそれらを容認し、賛同するのと同じ。
気の小さい私はいつもテレビに向かってブツブツですが。
それでは四つ目の猿というのは私か・・・猿からの脱却!!
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