真正極楽寺の東方浄瑠璃世界 石薬師堂 正親町天皇

先月から私は藤枝の法務局に行ったり来たり、私的な仕事を済ませていたのでしたが、別件で地元事情通の方からショッキングな不動産情報を耳にしました。

以前は坪15000円の物件について驚かされたわけ(こちら)ですが今回はそれをさらに下回るという件です。

 

また最近、片付けで出入りしている家の相続人の方が不動産売却の検討をしているため、その最大ネックである「価格」について特に興味のあるところとなっています。

 

時折不動産業の叔父に連絡して情報を得るのは法改正が頻繁ということと税務について不勉強だからですが、昨日叔父が言っていたことは、コロナ禍で政府は思わぬ散財をしたことによってその埋め合わせに税収のアップを考えることは必定・・・ということ。

 

まずは消費税と相続税が思いつきますがどちらも変更したばかりですのでどうするかといえば「解釈の変更等・・・」だそうです。

遮二無二税収アップを図ってくることは間違いなさそうで、うっかりノー天気で税金の対策を講じないと「忘れた頃にやってくる」ことになるかも・・と。

 

このほど聞いたその土地価格ですが国道150号線沿い(山側)の地目農地約100坪。

宅地変更可能ですが海抜は5mもない場所。

その土地を不動産屋に仲介依頼したところ、坪1万で100万円。ただし土地にある植木と石、コンクリートの撤去費20万円と手数料20%(20万円)で残りは60万円とのこと。

 

実質坪6000円ということでさらに税金が発生しますので先祖伝来の土地100坪が50万円?という現実。

土地の上に色々な構造物やゴミ類があればさらに処理費が発生して「実はマイナス」になってしまうというのが当地牧之原市の厳しい現実です。ちなみに構造物解体撤去費は坪2.5万~。

 

ただただ固定資産税の呪縛から逃れ、負の遺産となりうる[負動産]という荷を肩から降ろしたいというのがかつて相良在住だった親族縁者の相続者の願いなのでした。

今、世代交代の進捗によってどんどん人口減少となる当地居住者の最大なる困惑です。

 

私は手数料に関して不審に思って今回も叔父に問い合わせしてみました。

聞けばそれは不動産屋のテクニック。 宅建業法でいえば5%が法定ですので20%は明らかに違法となります。

 

ところがその残りの15%は「足元を見られている・・・?」のではなくていわゆる「広告宣伝費」という名目。

以前「せんみつ」と記しましたがまぁそんなものでしょう。

不動産屋も商売にならない物件は手も出さないとのことですが賃貸物件など東京辺りでは法定の「敷金1カ月」では「見向きもしない」風があるとのこと。

「2か月分なら仲介してやる」というものですがあとの1か月分は宣伝広告費で「獲る」ことがあると。

 

ここでは土地建物はおカネを支払って引き取ってもらうことも視野に入れなければならない時代となりました。

 

さて、昨日の真如堂の続き。

大河ドラマでは後半ストーリーのポイントとなった玉三郎の正親町天皇が異色の光を放っていたわけですが、真如堂の見どころは各ありますがその正親町天皇関りの建物もあります。

そちらが石薬師堂なる小さめの御堂です。③掲示板参照。

真正極楽寺真如堂のご本尊は西方極楽浄土の阿弥陀如来。

しかしそちらには最澄作といわれる石薬師がいらっしゃるようです。

 

池には④「赤崎弁才天」。

天台宗のお寺ですね。

 

真宗のお寺は「一向専念無量寿仏」。

西方極楽浄土、専修念仏です。