教育委員会  再び藤田覚先生を招く  相良資料館

昨日は久しぶりの雲一つない快晴でした。

本堂の中はひんやりして朝方は「暖房なの?」と思わせられるくらい、まだそのままになっている扇風機の存在に目をやりながら悩んだほどでした。陽が登りだして直射日光の下で動けば汗が出るくらいの気温上昇となりました。

寒暖差、体感気温の振幅があるこのシーズンは体調管理を十分に注意しなくてはなりませんね。

 

昨晩は、夏以降お初、私の掛布団の上にネコどもが集まって気が付けば3匹も。重たいというより、知らぬ間に掛布団が掛っていない状況となって相当危なかったような・・・。

喉に多少の違和感がありましたが何とか無事です。

 

特に「かまってちゃん」系のオスは①寝るとき②寝てるとき③起きるときの3回、胸の上に載りかかって、「チョイチョイ」と顔にちょっかいを出しますので昼間は寝不足気味。

「撫でまわしてぐちゃぐちゃにしろ」の意思表示なのです。

今は真夏にはありえないような光景となっています。

 

昨日は法要のあとにお斉に招かれて、危うく大恥をかくところでした。想像するだけでも恐ろしいことです。

境内墓参終了後は一旦庫裏に入って準備をしてから指定された場所に当方の車で向かうことになりますが(私は酒は飲まないし臨機に動けるため先方様の用意した車には載りません)まずは私が「一瞬遅く到着するタイミング」を狙って向かいます。

遅れれば顰蹙を買いましょうし、早く到着して待っているのもバツが悪いものですから。

 

本堂の始末をしてバタバタしながら向かうと、遅くなっている気持ちと追いつこうという意識が働いて、抜け道を使ったりしながら向かいます。その日は150号線に入るT字路に流入を計っていると何とグッドタイミング、目的の店の名を記したマイクロバスが私の前を通過していきました。

「間に合った」と安堵して、その車について無事到着。

その人たちに交じって部屋に向かおうとすると、その店の女将が私を見つけてくれて声を掛けてくれました。

 

そしてその一団とは違う部屋に案内されたのでした。

違う法事の後のグループだったとのことです。

一同皆同じような喪服を着ていますのでてっきり間違えてしまいました。

法要の施主グループは途中で私が追い越して逆転したようであとからやってきました。

間違えて同座しようとしたグループの人たちには会釈しまくって進みましたが、もし女将が私を見つけてくれなかったら大恥をかいているところでした。

呼んでもいない別の寺の坊主が何食わぬ顔で席に着いていたら・・・果たしてどう思われますでしょうか?

私にとっては背筋の凍るような出来事でしたがおそらく爆笑レベルの相良の伝説となることは必至です。

1日無事に過ごすことが「やっとこさ」の感じがしてきました。

 

食欲の秋といいますが、最近の土日はまずごちそう三昧。

あり得ないくらいの贅沢と強欲の積重ねでまず地獄に堕ちるような気がしてなりません。

人さまには、「杉本家の食卓」を推奨し、あの言葉「色々と料理を好むは不養生の第一」などと悦に入って門前の掲示版に記している身としては「かなり無茶苦茶じゃね・・・」と自問自答したくなるような躰です。

坊主とは自己矛盾(悪業煩悩)との心の闘いを惹起する仕事とも思えてなりません。

 

さて、藤田覚氏を再び相良に招いてお話を聞く会を開催するようです。先生は田沼意次研究のエキスパートで、先般の講演会は好評で遠方からの来場者も多数ありました。

今回はこれからの相良の「田沼での方向性」を探るといった企画の様ですが、まだハッキリした内容はわかりません。

 

一応、期日は決まったようですのでこちらでお知らせいたします。ちょっと先走りの感がありますが、まずは間違いないところでしょう。夜間というのがちょっとキツイですね。

 

藤田覚氏講演会

日にち 12月14日(水)

時間  午後7時~9時

会場  相良城址 史料館        牧之原市相良275-2

                                             0548-53-2625

主催  教育委員会

 

①昨日の贅沢三昧のほんの一部。刺身では有名な店です。

②③は先日初めて連れて行っていただいたレストランの

「サ ヴァ カ」。

この字を見て「ひょっとして・・・」と気づけば地元でもかなりの「歴史通」。というか地名ローカルでは当たり前ですが、漢字で記せば「沢水加」と書きます。

まぁコレをそう読めというのも他所の人でしたら無理な話ですが、この地は明治初期に真っ先に幕府新番組等茶業開拓者が入植した場所ですね。住所的には菊川市沢水加になります。

 

当HPの「相良の幕末勇士」の「茶畑開墾に燃えた幕臣たち」記念碑に記されていますがそこには開墾方13名の名がみえます(ブログではこちら)。

 

そちらは台地上(原)と谷に分かれているのはこの地の特有な地形なのですが、レストランの有る場所は「知る人ぞ知る」ような「谷」を下ったところです。HPもありました。

立地を度外視した店というものはよくありますが、こちらもその手の感じ。相良にはないですね。コース料理をおいしゅういただきました。すべてのものと人に感謝いたします。ごちそうさま。

 

昨晩のお月様のへたくそ画像は適当撮り。

水盤の水に映ったものもパシリ。