新店舗の看板 ? 会館扁額「無碍」を正面に装着

積もる課題解消のため4時すぎに起床、1日かけて複数のそれを片付けることができました。

優先順位の高かったものばかりで、まずまずの進捗は上々。

好天続きと明るい時間が長いことが何よりありがたい。

おかげさまでその尻腰を押してもらいました。

 

春の法要で御門徒さんにお披露目した会館1階部分でしたが、昨日ようやく正面玄関に額を掛けました。

御門徒さんの書家のご寄贈ですが、文言と書体は私が指定させていただいたものです。

額はとうに手元に届いていましたが設置のための段どりに色々と頭を悩ませました。

 

入口上部に重量がある額を後付けすることは大工さんに伝えていました。比較的広い面の内部に受けとなる木材を入れてもらうことの依頼です。

ところが先日、外装の鋼板にドリルで穴開けをした際、工事は一旦ストップしていました。

私が大工さんに依頼した「支点となる材を入れる」のイメージが少々違っていたよう(これは口だけで依頼して内容を確認しなかった私のミス)。

今回穴あけをした際、鋼板の向こうが中空だったことが判明したのでした。

一体全体向こう側はどうなっているのだろう・・・という疑問が発生、拙ブログのどちらかで「重大事案発生」くらいのトラブルについて一言だけ記していましたが、そのことです。

 

大工さんに問い合わせすると間違いなく補強材は中に入れたが鋼板との間に25mm程度の空間があるとのことでした。

私は直にその材があるものと勝手にイメージしていましたのでネジ式のフックとワイヤーのみを用意していました。

よってその選択では設置ができないことがわかりました。

この重量物を中空間のある壁、鋼板といえどもペラっとした壁にあの重量物を装着することの思案をこれまでしていたのでした。

まぁ思案の挙句のオリジナル器具を作成するのに時間を要したのでしたが、重量の殆どをドア上部の縁の数センチの段に置いて逃がし、空けた各2箇所の穴には一体の座金で壁面を安定させ、50mm程度のビスで固定、そしてワイヤーの支点としました。

 

装着時には奥方に脚立に上がって額を押さえてもらいましたが、

余計な事を口ずさんでいました。

「どうせインチキ工事・・・」。「そば屋の看板・・・」

実は私も不安ではあります。

装着後何度も見に行ったほどでした。

これからも荒天の日にはびくびくさせられそう。

 

暖簾などかけて「営業中」の札でも掛かれば・・・何のこっちゃあ?

喫茶「無碍」くらいは暇の日、天気のイイ日限定で「開店」しようか・・・

 

これで「無碍一道バッグ」と一貫した宗旨のメッセージを主張できるというわけで。

 

早速装着中にお参りの方から声が掛かりました。

「それって何て読むの?」

そこから会話が進むというわけで。