朝から穏やかな秋晴れ。丸一日続いてくれました。
昨日記しました通り、朝から早々に無理やりですがイラストを完成させてグッズ(綿製エコバック)の発注をしました。
出来上がった品を来年、拙寺境内に訪れた方へ、お寺のオリジナル土産として販売しようという魂胆です。
別にその皮算用が外れたとしてもまったくOK。
ダメでもともと、どこかのタイミングでご門徒さんに配ってしまうというのもアリですから。
年末の除夕鐘のイベントでデビューしようと思量中です。
そしてまた、今一つ「相良土産」「寺土産」として名乗りをあげる何かを思案中。
拙寺駐車場に大型バスは入るか?などの心配の声が時としてありますが、それは観光バスで寺に乗り付けて来られるツアーがある・・・という前提によるもの。
その件、私の知ったことではありませんが、それなりに大河ドラマ初登場の田沼意次(渡辺謙氏)の極渋の演技でのブレークをあてこんだツアー会社による企画立ち上げの件「無くはない」ようですから。あるかも知れない・・・
相良にとっても拙寺にとっても「悪くない」ご縁をいただくわけですからね。
しかしそのようなことが本当に実現するものか・・・疑心暗鬼でもあり。
その時、そうなった時では遅すぎますからね。
戦闘準備にはもう少々・・・用意は周到にいきたいものです。
要はなんでもかんでもダメ元でイイ。
失望などいつものことですからまずはやってみよう・・・です。
あるかないかもわからないその「宴」の後の閑散もまたヨシ。
奥方への借金は膨らむばかりですがね。
先日は世話人会日程の伝達のついでに、ご門徒さま宅のお内仏でこ焼香をさせていただきました。
89歳になる奥様で数年前に夫を亡くしています。
マスク装着の私が「大澤寺~」と名乗るとスグに了解してくださいました。
私が雑談の中で「最近目の具合が悪くて・・・」をボヤくとその方は「目も耳も苦になっていない」との談。
そしてこのミシンを動かして裁縫していると。
それを拝見すれば、かつて私が幼き頃、小田原の家で母が使用していた足踏み式のブラザーが。
その方が菊川から嫁いできた時に持参して、以来ずっと使用しているとのこと。
脇には新し目のミシンもありましたが、断然そのブラザーが使いやすいといいます。
ちなみに拙寺のそのメーカーのものといえばプリンター。
世の流れですが、ミシンのノウハウがそこへ転回したということでしょうね。うまいことやってます。
そもそもまた裁縫は目がハッキリと見えていなくては出来ない仕事です。針の穴に糸を通すことすらままならない私ですからそれには感服させられました。
よく年配者が仰る「腰と膝」の痛みについても問題なしといいます。
しかし私は別れ際に「転ばないでね~」と。
まぁそりは私が一番にあやしいものがありますが。
「あやしい」といえば昨夕、先般奈良の山を走ったせいで泥にまみれた車を洗車場に持ち込みました。
コイン洗車場ですが、小銭が無かったために同じ施設のスタンドの若者に「洗車場に両替機とかナイよねぇ~」とやんわり。
すると(両替機は)「無いですぅ」。
そこであらためて両替はしてもらえるかどうかを尋ねれば、一呼吸置いて「できますよぉ~」。
ハナから私が両替を依頼していれば良かったのですが、彼も相手の質問に確りと答えてくれる性質のよう・・・私ならそんな客が現れたとしたらイキナリ「ハイ両替ですね」ですが。
それが何より手っ取り早い。
そして彼は私の差し出した1000円札を受け取るや、表裏をまじまじと確認していました。表→裏→表と・・・
あやしいニセ札犯との認定だったのでしょうかね。
決して片言でしゃべったワケでは無かったのですが。
①は半世紀以上そのお宅にあってなおも現役の「機械」。
子供さんは「捨てちゃえ・・・」と言う様です。
②はこの二日間悩んだ挙句、「コレ」と決めたエコバックのデザイン。
勝手に思いついた文言の羅列ですが、解釈も各、お好きなように。阿弥陀さんとネコの可愛さも、また寺としての意義も一応併せ持っていると・・・これも勝手に歓んでいます。
「無碍の一道」は歎異抄七条から。当流の神髄ですね。
奥方から「カナを振った方がイイ」とのご指摘がありました。
息子の力を借りて完成できましたので彼に報告すると「いいじゃん」と承認いただけました。
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小山昭治 (金曜日, 11 10月 2024 08:47)
寺の名前は無いの?
お祭り大好き (金曜日, 11 10月 2024 15:25)
「イラスト」の腕前も確かですね。 驚きました。 人気がでることを願っています。
話は変わりますが、鈴木義一さんの「書・絵との出会い」が、静岡市のしずぎんギャラリー四季常設ミニギャラリーで12/26木まで開催されています。 硯石などに交じり「田沼意次書のレプリカ」が展示されていました。 企画者に関する説明がありませんが、波津1丁目在住の方ではないか?と思い記しました。 来年の大河ドラマなどの説明は一切ありませんし、本人とも面識もなく波津1丁目の店舗も訪れたこともないため、無責任な感想です。
今井一光 (金曜日, 11 10月 2024 20:39)
小山さん、お祭りさん ありがとうございます。
寺の名の明記について当初その図画への記載がありましたが、完成が近くなるにつれ、なくてもイイということになりました。相良&大澤寺のアピールは土産として肝心なところですが画面の配置上の問題、そして当流を表現する語にそれを並列することには違和感があり、おこがましさを感じました。出所不明としてあったとしてもその雰囲気を感じていただければ有難いことですから。そもそも相良土産で購入いただいたとして「相良のどこかの寺」との記憶があればまず拙寺へと辿れることは必至です。
よって「なくていい」となったワケです。
恐縮ですが私はその波津1丁目在住・・・の方について存じ上げません。