小和田先生の相良城解説 金沢城「薪の丸」周辺の石垣 

この時節まで相良城の破却シーンが伸びるとは思ってもいませんでした。

大河ドラマの進行の件です。

昨年のクランクイン前の予想では三月ころと、番組始まって早々に田沼意次の退場シーンという予想もあったくらいですから。

それが「GW前後」と言われるようになって今は8月頃とまでとその予想時期はあとあとにとズレこんでいます。

先般の春の法要では私もご一同に「GW頃のピークに」あわせて~のようなことを吹聴していたくらいですから。

 

勝手な思いつきですがハリウッドスター渡辺謙氏の登場をできるだけ引き伸ばそうとNHKが相良の為に気を使ってくれているのかと。

「佐野の過去帳」(相良海老にも)の件、伏線が済んでいますので次は意知の死、家治の死、意次の失脚、相良城の破却、意次の死とあっという間に流れていくかと思いきや思わぬじっくり感。なかなか楽しませていただいています。

実際それらの事案は殆ど数年のインターバル。時代感でいえば同時期といってもいいくらいですからね。

 

田沼意次善政の相良について大いに宣伝(こちらも)していただいた前々回の放映でしたが、その相良城の破却がその渡辺謙氏の好演が視聴者への「掴み」となって相良城、相良の町に注目が集まるのか・・・というところですが、たとえそれが「夢のまた夢」となったとしても是非に自らの頬をツネって目を覚ましてみたいものだとわくわくしているところです。

懸案だった「田沼親子」の来訪も決定し仕掛けはバッチリ、昨夕も史料館の長谷川氏からそのチラシを大量に届けていただいています。

トークショー参加の抽選、競争率はべらぼうに膨らむのでは・・・

 

先日、小和田哲男先生の番組(「小和田チャンネル」)が更新されていました。それが相良城についての解説。

短い時間でとてもわかりやすく説明されていますので、復習の為、ご存知の方も詳しくご存じない方も視聴されることをお勧めいたします(→サイト)。

 

扨、再び金沢城の石垣。

何しろこのお城には夥しいほどの石が各年に渡って積まれています。まさに石積のオンパレード。

画像は薪の丸付近の石垣ですが、私も頭が混乱してどこがどこだか分らなくなるほど。

石垣や石積を撮影しても同じにしか見えませんからね。

ただし、好き者にはそれがわかる。

 

自身石積みの真似事をしたことのある身、その膨大緻密な積み方を見て先人たちの特筆すべき偉大さがわかるというものです。