昨日も排水管と水道管まわりの作業継続。
山門の下で穴掘り・ハツリ作業をしていれば色々な方たちがそれを横目に通過していきました。
こちらも下を向きながら時折工具を使用しての作業に集中。
挨拶をしたりしなかったり、知る人か不知かいろいろでした。
知らない人が見れば土木作業員にしか見えない出で立ちでしょう、石の切削作業をしているとつい先ほど会釈をしていった若者を引き連れて奥方が。
「コレが住職 わかりっこないよねぇ」とその青年に言いながら立ち去りました。
彼は庫裏に真っ先に向かって私の存在を問い合わせたそうでしたがそれが彼が研究している「防災」についてでした。
各寺院を巡り過去の地震等の被災について記録をあたっているとのことでした。
それならば拙寺に遺る「地震記」をと思いましたが石と泥にまみれた私が庫裏の中をうろついてその文書のありかを探索することはできません。
よって拙寺のサイトにその「地震記」を掲載していますのでそちらを口頭でご案内した次第。御前崎出身の大学生とのことでした。
その方以外にも見たこともない方たちがちらほら。
5/3の大河ドラマ、田沼意次お国入りの回。
「相良」の語が連発されてその影響があったようです。
中には本堂をバックに記念撮影をする家族連れもいたほど。
時間があれば皆さんの中にしゃしゃり出て本堂内各自慢話の一つや二つもするところですが、泥と粉塵だらけの土木作業は一気の仕事、手を休める暇がないほどでした。
シャワーを浴びてから夕刻まで奥方に作業を付き合わせたため役場前のそば屋「寿」へ。
「田沼そば」がウリの店です。
店主が「昨日の大河のおかげでへろへろ」になったと。
史料館の来場者が昼食・夕食にと入店が増えたとのことです。
そば屋の帰りに史料館壁面に映し出すプロジェクションマッピング(1回15分)を視聴(下図)。静岡県の製作したものと牧之原オリジナルが続けて流れますが前者のものはナレーションも渋くなかなか出来は良かった。
そして、何と暗がりから現れたのが史料館学芸員の長谷川氏。
「またいた~」と奥方が驚いて呟いていました。
プロジェクションマッピングの担当者は新人さんの仕事だそうですがその新人さんのバックアップのその日の担当が長谷川氏だったよう。
長谷川氏が「史料館がスゴいことになりました~」と。
休日に史料館担当で出勤し夜間も残業か・・・などと苦笑いしながらその意を問えば・・・「今日だけで来場者が1000人を超えました~」です。
また史料館1階有料(210円)エリアはそのうち300人の入場があったということでいづれもキャリアハイ。
あらためて大河ドラマの威力絶大を思いました。
彼は「もうこの数字を超えることはないだろう・・・」といいます。
GW日曜放映日の次の月曜が祭日というタイミングの良さもありますが意知の死、意次の失脚そして相良城廃却・意次失意の死といった回もありますのでまだまだわかりませんね・・・
ありがとうNHK。
これからますます視聴者の田沼意次への感情移入が増幅することは間違いなし。
それもハリウッドスター渡辺謙氏というベストな配役の賜物ですね。
画像は「相良」連発(台詞で7回)の様。
その部分をキャプチャーしました。
「田沼街道」の紹介もNHKはポイントを心得ています。
これは相良だけでなく藤枝までの関係地域の見知った語ですので、より多くの人たちの興味がそそられるわけです。
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お祭り大好き (月曜日, 05 5月 2025 23:41)
5/5は三方原古戦場跡に立ち寄って「長篠合戦のぼりまつり」に行きました。 三河では田沼意次の話はほとんど出ませんでした。 意外であったことは、合戦行列に牧之原市民がひとり自ら申し込んで「鈴木金七郎」に扮して参加していました。(鳥居強右衛門とともに援軍を求めるために長篠城を脱出した下級武士) 夕刻から旧春野町にまわり民俗行事を堪能しましたが、「べらぼう」の反応は残念ながら高くなかった。
今井一光 (火曜日, 06 5月 2025 20:10)
ありがとうございます。
好天に恵まれ各イベントを楽しまれたようですね。
大河ドラマの話題についてはそれぞれのお国事情もあり、さもさも好みによる温度差
がありますので、一概に語る事はできないでしょうね。
ただ郷土である相良の話には飛びつきたくなります。