引き続き「遠州の空っ風」吹きまくり。
昨日ののぼり旗に重石として水を注入して門前にセッティングしましたが、あっというまにぶっ飛ばされていました。
また本堂脇に置いていた提灯のスタンドも倒れてドアを塞ぎ庫裏からの出入りが一時的に不能に。
そしてどなたかのお参りの際に本堂に侵入し閉じ込められたいつもの野良猫が脱出を試みて5か所ほど障子を破きましたのでその修繕作業となりましたがその仕事は風の嫌がらせで右往左往させられました。
境内作業に強風は心底イラつかされます。
何より寒風は冷たくて「ヤル気」というものを削ぎますからね。
こう強風が吹きまくるとやはり火災の恐怖がありますね。
数日前から各地での火災の報がテレビ画面に飛び込んできましたが、あの火炎に覆われている家屋の図はこのうえなくイヤなもの。この強風下、一旦火が付けば「あっという間」です。
何しろ火の元にケアし続けることが肝心ですね。
電気器具の老朽化などでの出火もありえますが、まず殆どの火災は失火。
最近は火の取り扱いについての私の「失念の傾向」はだいたい掴めていますが問題はご門徒さんの燈明着火と焼香について。
そればかりは信じる他はありませんが「なんでこんな場所に」と目を疑うような場所に焦げがあったりと愕然とさせられます。
消防署のお達しによりマッチは撤去していますがマッチ持参でお参りに来られる年配者がいらして、それがまたよりによって残り火のあるマッチの芯を畳の上に落としてしまう。
恐ろしい・・・
話変わって先日あった店舗内の火災。
怨恨が重なった自暴自棄による男の放火だったといいますが、当初スタッフの女性と「30代40代50代の男性」の4名がヤケドで搬送されたとのこと。
お店の形態は「ガールズバー」なる接客業ということですが、男性客と思しき3名のうちその「40代」の人がガソリン持参で火をかけたといいます。
単純に気の毒に思ったのは残る30代と50代のお客。とんだとばっちり。
ヤケドによって入院ということになるわけですが、家庭でも会社でも「その時間 何やってたんだ」となることは必至。
数年前にも真昼間にパチンコ屋の駐車場が焼けて多くの車両が焼失していましたが営業車らしき車と客も多く「こりゃ始末書モノだ」と思ったものです。
タイミングの悪さとは一言にいいますが、あまりにもついてないこと。
ついでにバカバカしい私どもの話を一つ。
その「ガールズバー」事件のあった翌日に私の名で「領収書在中」とある封書が届きました。
あの今世を騒がす兵庫のキラキラ社長ならぬキラキラな花をあしらったデザインのある高貴漂う封筒と見知らぬ英文字の送り名でした。
それは既に当方奥方が既に開封していました。
カードの如く立派な領収書と礼状が入っていましたがそれが息子の世話になっている某所の依頼、「おつきあい」で注文したおせち料理の礼状でした。
何ら私が咎められる理由はありませんでしたが奥方は「あ奴め・・・と」言いながらその封を開けたといいます。
「忙しいを装ってどこの店に・・・」あるいは「何を買ったのだ」だったそう。
そもそもそのおせちの代金は奥方が先方に振り込んでいましたが、依頼された会社と振込先の名称、発送元が違っていたことにより混乱したとのこと。
まず、私宛に到着した封書など開封したことが無かった人ですから、その一瞬の疑念のほどが分かります。
扨、大河ドラマのご当地宣伝が解禁されましたが、そもそも本編の放映は2025年1月5日ですからあと1カ月と少し。
地元の盛り上がりという点では「今イチ」の感はあいかわらずですが、まぁ少しずつ盛り上がっていただければそれでOK。
画像は嘘か本当か、ご当地の平賀源内の墓と伝わる墓石下から出たと云われる当初「源内焼き」と云われた壷。
相良史跡調査会の方から画像が届きました。
「伝わるとか云われる」の連続、推測の風を逃れられないのはコレといった確証がナイからです。
要は全て「伝」付きなのでした。
真実は闇の中。
榛原高校の教師時代に故中村先生(前史跡研究会会長)が歴史研究部の生徒たちと「相良と源内」について盛り上げていましたが、結末としてこの壺を東京12チャンネルのあの番組に持ち込んで鑑定依頼したとのこと。
そこで例の鑑定士から味噌クソの偽物断定をされたという代物ですね。
爾来先生は源内(こちら こちらも)のいろいろから手を引いたと聞いています。
どういう状況であの壺が出てきたのか、実際を目にしていませんのでわかりませんが、あの手のものが遺骨と一所にあることなどあまり見かけることはありません。
少々盛りすぎたのかも・・・
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