上平寺城京極一族御廟所 伊吹神社の先

絶妙の彼岸参りのお天気。朝からお参りのみなさんがひっきりなしに境内を交錯していました。

駐車場は溢れんばかり。

お隣の墓地(他宗)にもお参りの方が路上駐車をしますので拙寺駐車場は一時的ながら交通集中の難儀。

 

午後は15時からの初倉での自宅あげ経のお約束がありましたので昼すぎはのんびりしていると、久しぶりに玄関に訪れた方がありました。ご門徒さんではない方です。

「今日は母親を連れてきました・・・」の第一声。お二人の弁は「おカネがないので食べられない」との困窮の訴えでした。

①おカネを貸して欲しい②ダメなら仕事をさせて欲しい③それもダメなら米が欲しいとのことでした。

以前コロナ前、度々訪れては仕事を希望されて、何か雑務をお願いしたことがあった方。

 

①は当然に却下。②はこれから仕事があるので無理。

よって奥方が米と蕎麦とそばつゆ、切干芋に数時間前にいただいたばかりの夏ミカンに菓子類を袋に詰め込んで渡していました。

奥方の弁はもっともなところ(当流のご門徒さんならともかく)とは思いましたが坊さんとしてその貧苦の様に何も対応しないというのはあとあとの自己嫌悪の元。

ちなみに彼は境内「草むしり程度」の件を主張していましたが、どうせ人を頼むのならもっと違う仕事があります。

穴掘りと30㎏程度の石を運ぶ仕事があるにはあると尋ねてみれば「それはムリ」とスンナリ拒絶。

カンタンにラクに稼げる仕事は無いのですがね。

病気がちの50歳男性と80歳母親でしたが・・・。

行政の助けはムリと仰っていました(持ち家があるため)。

 

政治屋のお偉いさんたちの毎度毎度のウラ金パーティやら見苦しいショータイムでのお楽しみの様が伝わってきていますが、彼らは社会の底辺にいる困窮の人々と同じ空気を吸うことはまずないのでしょうね。何もわかっちゃいないのです。

 

あの出回った報道写真のその男の顔はボカシが入って表情はわかりませんでしたが、青年部とかいうそうです。

女性のパンツにチップを挟んでいる様のその男は禿げ頭のオッサンでした。爆笑させていただきました。老いも若きも・・・

何を嗤うか? お寒く暗いこの国の未来を・・・

バイトテロ並みの暴露画像もニヤリとくるところでした。

 

扨、昨日の上平寺城庭園跡の次は京極一族御廟所になりますが 伊吹神社の先になります。

大層な墓域かと思いきや、京極高清ほか主たるものは徳源院に移されているとのこと。

 

掲示板にもありますが永正三(1506)の銘が見えることは感動です。この程度の大きさの五輪塔、500年以上前の墓碑銘が判明するなんて・・・すばらしい。

画像では「三」が「五」に見えますが・・・

まぁ大差なし、ついつい私はこういう場合、恥ずかしながら高貴な女性を連想、それも若いお姫様を勝手に想うところ、それはあの三の姫さまと同じ

 

ただしそれらと異常接近したところを激写されたとしても平チャラです。奥方にいわせればいつもの「しょうもない・・・」程度。

まぁ「異常接近」が生身の人間というのがバレたらまずシバかれますが。

 

あの画像のハゲてるオッサンの家庭崩壊が心配になります。

そのあとのことは・・・知らね・・・「How Does It Feel? 」