太田Collection Gallery 真宗大谷派災害情報

一転、雨はあがって私は朝からバタバタ。

日曜にも法事が控えていますが、雨予報になっています。

東海地区は4℃~7℃とのことで雨に寒さが加わって、参拝の皆さんの気の毒を思います。

しかし能登半島の究極の不条理のうちにあって衣食住の最低レベルに命をつなぐ人々にはその手のボヤキなど失礼千万。

雨天寒空など笑いながら有難く承るだけですね。

私はここのところ本山が発している真宗大谷派 災害情報の更新の頻度が高くなっていて(最近は毎日)必ずそれに目を通すようになりました。

 

本山から若手の皆さんが被災地に出向いての活動を報せてくれているのですが、頭が下がります。

おそらくあちらの気温は相当低そう、ロウバイの満開が紹介されていましたが、当地のそれはとっくに終わっていますからね。

4℃~7℃で泣きを入れている貧相な坊主、私です。

 

扨、昨晩は2月の最終土曜日。

19時から「メディテーション」がありました。

最近はずっと正信偈拝読の会の如くになっていますが、そこで「コレご存知?」と投げかけられたのが「太田Collection Gallery」について。

 

牧之原市菅山に2月1日にオープンした美術館というかギャラリーでその名の通り太田さんのコレクション。

個人的に収集した美術品を展示スペース(新築)に並べたというもの。

テーマと展示期間を決めて並べるそうで収蔵庫には展示物の3倍あると。

月火曜が閉館で入館料500えん。

 

聞くところによると「源内焼きの皿」もあるといいます。

出回っているそれはそれほど高価な代物ではありませんから「なんちゃって源内焼き」が多いのでしょう。

というか本来イメージする「平賀源内の手」によるものではない・・・というのがまたぞろ、まったくその真偽はわかりませんね。

 

ただ相良では史蹟調査会のかつての重鎮、今は亡き中村先生が生徒の榛原高校生にその研究をさせ、自らも平賀源内の墓といわれる墓域の発掘現場からたまたま出土したといわれる陶器をここぞとばかりに某鑑定番組に持ち込んで出演したことがありました。

そこで例の専門家からボロクソ評価をされたということを思いだします(私は視聴していませんが)。

先生は大恥をかいたと意気消沈し「平賀源内の件から金輪際手を引く」といった経緯がありました。

平賀源内や源内焼きに関わるとロクな事がない・・・そんなところでしょうか。

既報の通り田沼意次との関係が次回の大河ドラマでクローズアップされるでしょうから相良では俄かに再び源内で盛り上がろうという雰囲気がありますね。

私は一歩引いたところで傍観でしょうか。

あの本は昨日メディテーションに来られた小学生にあげちゃいました。