中電に依頼した電柱支柱線移動工事遅延の件

自宅を取り壊し新築工事に着手するということでお内仏の閉扉式に向かいました。

お内仏は新しい家に併せて新調するそうで、今あるお内仏にはこれが最後のお勤めになりました。

新しいお内仏は多少コンパクトになりますがカタログ画像を拝見するに真宗特有の金仏壇ということで少々安心した次第。

最近はそれがめっきり減りつつあって各形式の箱型が増えていますが、まぁ礼拝の対象があるということだけで結構なことです。

 

新築工事というとつい「大工さんはどちら?・・・」などと伺ってしまいました。

というのは拙寺の会館あとの新築工事がやたらと遅れて、一向に進捗がないからですが、いい加減ボヤキも出てくるというものです。

周囲からも「一体どうなっているんだ」の問い合わせも多数あって当方としても「まったくもってわからない」というのみ。

 

当初はコロナ禍による建築資材高騰と資材不足・・・などと理解、気持ちを落ち着かせていましたがもはやそれではなさそう。

あとからあとから周辺新築工事完成の様を見ていますので。

当初は奥方が思いつくたびに電話で催促、その度に図面を持ってきたり測量業者が来たり、地盤調査も2度違う業者が来ていますが未だ正式な見積もりすら出てこない始末。

 

11月にコンクリ屋さんを同伴で来たのが最後でしたが、いよいよ地盤の調整とベタ基礎、東側の壁も含む工事が始まるかと思っていればそのコンクリ工事すら始まる様子なし。

もっとも肝心の全体見積もり金額が出ていませんが。

 

ここへきて「しょうがない」と納得するしかなかったのは中部電力からの連絡。

隣地了解済の工事ですが中電の電柱支柱線の位置移動を依頼していました。

塀の撤去と新設のため一端セットバックが必要とコンクリ屋さんからその件あったためです。

その移動工事は1月8日に予定されていましたが、工事当日に中電の作業者は来ず。

そもそも移動工事が無くとも別の部分から着手しておけばいいだけの話ですが、先週10日に中電から連絡があって2月末になるとのことでした。

その理由は「工事業者は今すべて能登半島に出払ってしまっている」ということ。

あの能登半島の様子を見ていればそれには沈黙する他はなし。

彼の地の電力の復旧が日本全体最優先事項でした。

しかしあの無茶苦茶の状況「一体その2月末で済むのか?」

単純な疑問。

つまるところは「天命に安んじて・・・」なのですが。