何時行っても圧巻 胸がすくスケール

しかしまた悲惨な「戦争」が中東で始まりました。

まさに好きモノ人間の性としかいいようがないような。

地球のいたるところで同じような殺し合いが行われているのですからそれは過言ではないでしょうね。

口では「良くないこと」とは日頃言ってはいるものの所詮、行き着くところは「相手を制する」「領地を取る(取り返す)」ですからね。

「人間」の頭は成長もしないし歴史は繰り返す。

バカバカしい生き物。

 

単純に中東の件、イスラム対キリストという宗教的対立構図のように取り方によってはそうも感じますが、そうだとすると勝手ながら仏教徒であることの歓びを感じます。

まぁ過去にはいろいろやらかしていますからそうであるからとは言い切れませんがね。

 

基本「やったらやられる」「殺したら殺される」という、いわゆる抑止の力が働くものですがそれでもそれを強硬したいという無茶な勢力がそれぞれに成長してくるとその均衡が崩れてしまうのでしょう。

まぁ結果的に私どもは今、表向きは「人殺し」に関わっていないことだけは確かですのでそのことだけでも「有難い✖2」と感謝して今を味合わなくてはなりませんね。

命が繋がっているということの偉大さは勿論のこと。

人殺しの連鎖を止めるシステムがないということがいつまでたってもどこもかしこも紛争が絶えないということでしょうね。

全く見苦しく儚いのが人。

 

お寺の遠足でどうこうと難儀したこと楽しかったことの数々が思い浮かびますが、どちらかの国々では想像を絶する悲惨な人間同士の争いが繰り広げられているのですからね。

私など遥かに仕合わせ者なのです。

 

扨、今回の遠足は本山の滞留がいつも以上に長く、皆さんかなり時間を持て余していたようです。

京都駅に向かって買い物したり西本願寺に行ってお参りした方たちも。

 

その我らのご本山東本願寺。

画像についても幾度も記していますので代わり映えしませんが、内外ともにその堂々は何時観ても圧巻です。

もしこれらにミサイルが撃ち込まれ、炎上崩壊したら・・・などついつい想像してしまいます。

あれだけ日々海外からの報道で嫌というほどその胸が悪くなるような景色を見せつけられていますからね。

 

これら重要文化財指定となる諸殿が加わって全23棟がその指定とあいなるわけですが、それらが今更何故?と思うのが心情。

それはすべて明治以降の建造物だから(古くない!!)ですね。

お西の如く国宝にまで至る建造物が見当たらなかったということでしょうが、要はお西はうまいこと火事に合わず、お東は焼け落ちてしまったということです。

 

何度か記していますがその事案として頭に残るのは禁門の変(蛤御門の変)で長州勢が火を掛けて逃走したから。

そのせいで我らのご先祖は本山再建のために苦労をさせられたということをバス内でお話しさせていただきました。

当時は「恨み骨髄に徹する」だったのでしょうね。

まぁ今更オカしなこととは思いますが私も倒幕派には肩入れできませんがね。

火をつけた理由がまた陰湿きわまりないところ想像できます。その理由は「関ケ原まで遡る」というのが歴史の妙。

 

画像①は昨日記した大谷祖廟の1カット。

②③は御影堂。④阿弥陀堂。両方とも既に重要文化財には指定されています。

 

 

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コメント: 2
  • #1

    河辺健一 (月曜日, 16 10月 2023 22:39)

    ガザ情勢について、御住職の物騒な仮想を、興味深く拝読いたしました。
    FBのほうで、紹介させていただきます。

  • #2

    今井一光 (火曜日, 17 10月 2023 07:33)

    ありがとうございます。
    何卒、お手柔らかに。