證空(西山上人)と蓮生 三鈷寺 絶景の喫茶

雨はあがって朝からテラスで大工仕事。

しばらくして史料館の長谷川氏が掛川二の丸美術館の学芸員さんお二人をお連れしてご案内。丸尾月嶂の襖絵が目的でした。

本堂の照明点灯を奥方に頼んで案内は例によって長谷川氏におまかせでした。

お帰りの際テラスに寄られましたのでついでということで成瀬大域の硯について質問を。

「常設展示ではないようだけどどちらにあるの?」です。

 

私は古びた写真でしかお目にかかっていませんので「貸してくれとは言わないがキレイな画像とサイズを教えてね・・・」とお願い。すると長谷川氏に画像を送っていただけるとのこと。

長谷川氏はさすがに大域の企画展を相良で催すのは「渋すぎる」と。

日坂の川坂屋ではその現物の展示をしたそうですが・・・

 

大域の硯とは「成瀬暁心翁之碑」にある明治天皇から大域が頂いた楠正成所縁の硯。

「成瀬家の宝物」と記されていましたが掛川市に寄贈されていました。

 

門前まで皆さんをお送りしていると泰盛寺の坊守様が、賽銭泥棒が本堂に入って「現在逃走中」との報せ。

色黒、帽子、自転車、前かごにリュックで地味目の服装の御触れです。そのように相良仏教会から一斉の注意喚起メールが入りました。

その後お巡りさんも拙寺の本堂周辺を探索していました。

昼間に何気なく「お参りです」感漂う風で境内にあってもわかりませんからね。

他所でも被害が頻発しているようです。

 

そちらの坊守さんはたまたま賽銭箱の前でお金を袋に詰めている「現場」に遭遇したそうで、それはそれは肝を冷やしたでしょうね。見つけられた彼は集めた袋を置いて逃げたといいますが

しかしそのドロボーさんは運がいい。

そちらのお寺さんの住職もそうですが、相良あたりのお寺の住職はみなさん「腕っぷし」についても強者揃いです。

中には自衛隊で修行したなどの方もいるくらい。

雨が上がったあと、植物に虫がわくことが多いですが、良からぬ発想も動き出すのですね。

 

もっと違った考えはないものかと思います。

賽銭箱の中身、拙寺など駄菓子屋さんで幾らかの遊ぶ程度の収穫しか期待できませんし。

お賽銭をくすねることは安直のように見えて実はリスク多し。バカバカしいくらい後悔することとなりますね。

仏様の目の前のこと、その度胸は他所で発揮していただければ。

 

扨、善峯寺について何回か記しましたが(→昨日)私があちらの「山」に遠足で皆さんを特にお連れしたかった場所があったのでした。

検討の結果、70代主体のご一行を連れ回すことは困難であると判断し諦めましたが。

 

その善峯寺の奥に三鈷寺があります。

そちらには喫茶のできる京都市内絶景を楽しめる和室があります。

そちらはみなさん、さすがにご存じないだろうとの出し物的企画と考えましたがその景色がいいかわりに恨みの言葉が予想できましたからね(「疲れた~」)。

 

「三鈷」というのは真言系の仏具のことですが(③画像の提灯に記されています)その寺号は裏山のカタチからだとのこと。

寺の宗旨も特殊です。

浄土宗西山宗の総本山「西山華台山」となりますが天台・真言・律・浄土の四宗兼学といいます。

まぁ私のお頭では付いて行けませんね。

 

その三鈷寺の名称にした人は證空(西山上人)でそれに付いて強 

くかかわったのが蓮生でした。

昨日記した五輪塔は供養塔でしょう、證空の像の下にその證空の

墓があるとのこと。

蓮生所縁の阿弥陀仏もあって南無阿弥陀仏の合掌もできる寺でもありました。

 

晴れていれば最高のお楽しみが得られる善峯寺+三鈷寺。

東山の雑踏が飽きたらこちらも。ベストチョイスです。

春の桜の季節でしたら尚ヨシ。

ただし運悪く雨や荒天だったら・・・を考えると一気にめげますね。

 

最後の画像は善峯寺北門。

ここの開閉はインターホンに向かって。

下で入場料を支払った証をカメラに提示して再入場します。