松平十郎三郎康孝卵塔たちの最奥 源空院浅井寺 

電気料金の値上の報。来月からガッツリ行くとのこと。

それがイヤなら「原発再開と増設を受け入れなさい」の脅しの様にも見えますがね。

値上げを黙って受け入れるのみ。弱者は沈黙するしかありません。

 

そして叔母の入所施設からも値上げの連絡がありました。

食費と部屋代合わせて一日あたり360円の値上げとのこと。

月額で1万円以上ですね。

また、そろそろ介護認定ステージの更新時期になります。

叔母は一時期の大腿骨骨折からの車椅子生活と筋力の減衰、歩行困難に陥っていましたが最近は「調子上々」のよう。

 

相当の回復が見られて尚、認知症状もそれほどでもなし。

施設から退去を勧告されるかも知れませんので覚悟とその用意が必要です。

トイレが近く手摺があってテレビが視聴できる部屋・・・今更そのようなことを考えたくなかった・・・

 

以前も記しましたが叔母(父の妹)の夫は年上の元皇宮警察。

大陸には軍医として戦場へ。

子供がいなかったので私が成り行きで叔母を見ることになりました。

少々エゲツナイことですが、その年金+αを合わせて叔母の施設入所資金に充てていますがこちらで一緒に生活すればその月13~14万円が浮くということになります。

奥方は「そんなのイラネ・・・」。

施設での快適生活の継続こそが叔母の為であると。

値上がり分はやはり沈黙か。

直近未来の事、どうなるかなどわかりはしませんが。

 

扨、昨日の源空院

サクラの開花が見事だとのことですが、私が行った頃といえば確かそれより早い時期でした。

このお寺は大永三年(1523)松平康孝(十郎三郎)が菩提寺として創建といわれています。

松平康孝は松平氏六代の松平信忠の三男。

その長男が清康。そして廣忠―家康の流れです。

次男が三木城松平信孝ということになります。

 

境内には代々の卵塔(無縫塔)が並びその最奥に松平十郎三郎康孝の五輪塔が。地輪は当初の部品ではなさそうですが・・・。

石標の後ろ側⑥に天文十一年(1542)三月十八日と没年が記されています。

家康の父廣忠の元、三河侵入の織田信秀軍との奮戦が聞こえています。