夕刻の庫裏内は28℃。
雨予報がありましたが、結局雨にはならず強烈な西日に見舞われぐんぐん気温が上昇。
ストーブも片づけられていない中「エアコンを・・・」とそれを所望しましたが、まだ掃除していないを理由に却下されてしまいました。
まったく体調管理が難しい。
まったくといえば昨日のNHKニュースには辟易でした。
民放も同じようなものでしたが、7時のニュースではそれが冒頭から始まったため、「寅さん」にチェンジ。
それは「再」の倍数限りないものがありますが、余程マシです。
そしてニュースといえば①能登の地震の続報②ウクライナ情勢③MLB関係・・・など私の知りたいことが多々ありましたが、あの「えげれす」どうのこうの話題集中には降参しました。
まぁチャンネルを変えるだけですが。
聞けば英国国内でも君主制に反対する人たちがいるようですしそもそも国民の60%が今回のお祭り騒ぎは「無関心」とのこと。
それを何でもってこの極東の田舎の国でその話題でもちきりにする(させる)のか・・・意味不明です。
先般タイホされた詐欺師のかあちゃんのセレブぶりが話題になっていましたがあの金の馬車だとか煌びやかな贅沢品の数々を目にして憧れを感じるといのでしたらまったくもって滑稽なこと。本当のセレブを目前にしてのことでしょうか・・・
私からすれば「他文化のこと放っておけ・・・」としかいいようがないニュースでした。
まぁ人それぞれですから、その「豪華絢爛 豪勢な散財」に夢を抱きたいという御仁はそれはそれで滑稽とはいいながらも結構なことでしょう。ご勝手にどうぞ。
扨、拙寺境内にはたくさんの木々が植えられていますが、伐ったり植えたり当然ながら管理者は私です。これまで多くの木々を植えてきました。
結局好き嫌いがあって特に先代が手掛けたというか「勝手に植木屋が植えていった」と父は言っていましたが、新墓地のサザンカは私の手で一掃しました。
それとは別に椿も各所3本ほどありますが、それらも親の敵の如く大きく伐って成長を阻んでいます。生かさず殺さず・・・
理由はその花を私がそれほど好きではないということもありますがチャドクガの発生があって参拝者に不安を与えることがイケません。
それでも概して寺には椿が定番であるという感覚がありますね。
まず平家物語冒頭から。
祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす
おごれる人も久しからず ただ春の夜の夢のごとし
たけき者も遂にはほろびぬ ひとへに風の前の塵に同じ
仏典から引っ張ってきた4文字熟語たちが並びますがまさに、これこそが日本の文化の根底に流れる思想。エゲレス・・・セレブ関係なし。
その「沙羅双樹」とは釈迦入滅の象徴の樹木です。
1本でも2本でも、その「沙羅」を寺に植えたいという気持ちが起こるのはお寺を主催するものとしての心情としてありうるところですが、その樹木はなにせ熱帯性で日本の気候では育てることはできません。もっとも拙寺は一向専念無量寿仏の寺ですからその発想は低レベルですが。
ということでそれに似せたなんちゃって風のシャラノキ、夏椿などの代用品を植えるというのが「それもアリ」となったのでした。
そういえば先日のネコがお出迎えしてくれた八面石塔の墓道のお寺には大きな椿がありましたね①。見た事もないほど立派なものでした。
②~はいつもの「女墓場」から送られてきたもの。
「GWはどこにもいかない」とは言っていたもののちゃっかり山梨県の三頭山(みとうさん)に登って例の「農鳥」を見た・・・と喜んでいました。
トレッキングの山道には多くの登山者が歩くので私の今感じる恐怖「マダニ」はいないようです。
滅多に人が入らず普段は獣たちしかいないような山に草をかき分け道ではない斜面を突き進む・・・結論はそれでしょうか。
月1で3回咬まれた理由は。
拙寺の笹の中という線もまだ捨てきれていませんが。
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