境内、親鸞さん銅像の上を覆うケヤキの朽ちた枝。
日々それが気になって仕方がありません。
息子と奥方のヘルプを待っていては埒があかないこともありますが昨日は無風好天につき「ちょっと見てくる」と梯子を掛ける旨奥方に伝えると「NG」のお達しが。
坊守は出来上がってきた新茶に関わる雑用で「つきあっちゃあいられない」とのこと。
樹木の伐採を私の遊びの延長と理解しているようであります。
それに懲りて相当の時間を経ていますがかつてその手の作業を3人で行った際、墓石を倒して欠けさせていますから、まぁハードでリスキーな仕事とは心得ているようです。
そこでその作業について「業者に依頼したらどうだ」といいますので、それでは私が見積もりを・・・と。
高所作業車は境内に入りませんので手作業になりますね。
シルバーさんでは不可能。
「空師」と呼ばれる作業員が二名、地上作業員三名という配置になるのでは。
工事人工✖平均日当2万円(場合によっては危険手当+α)で「最低でも10万円・・・」というと「救急車を呼んでその後のゴタゴタを考えれば安いものだ」とのこと。
理論的にはそうですが、数ある高木の枝払いにそれぞれその経費を掛けるというのは無理な話。
高木に上がる仕事をなすことは私の生きている証でもありますし。そしてあの仕事はトータルで頭を使いますからね。
うまく行った時の達成感も格別です。
それができなくなったら「おしめぇよぉ~」と啖呵を切る私がありました。
地上作業員(奥方)との連携が悪いと樹上でカリカリした挙句にヤバい結末を迎えることになります。
お天気で無風の平日がベストですから「また次回に」ということになりました。
扨、昨日まで2日間、ブログでは岡崎の北の山間部、切越八面石塔へ辿る道について記しています。
その沿道各所には石積みの段が見受けられ明らかにかつては人々が暮らした形跡であると思うわけですが~いつの時代から、そしていつの時代にかけてのことなのか不詳です~「墓道」と記す(昨日)のはまんざら言い過ぎではないような風情も他に感じられました。
道路脇の祠の後ろに無造作に並べられた五輪塔残欠について思うことはこちらの山間集落にかつて住まった人々の墓塔が各人家にあって時間の経過とともにこちらに住まう者、伝える者が不在となりいつしか墓石のみが残って、後世どなたかが一所にまとめたものか・・・と考えます。
たまたま近くの畑にて耕作されている方が目に入りましたのでインタビューを決行。
その方が子供のころからその石塔はこちらにあったそう。
「どちらさまの?」と伺えば昨日記した八面石塔掲示板の文言の通り「平氏落人や本間氏代々の墓だろう」との談。
⑨⑩⑪の急峻な崖に積まれた石積みに、石の祠を拵えたもの。
中には不動明王らしき石像がこちらを見据えていましたがこの森を進むに独特の威容空気をさらに醸し出していました。
やはり「どなたが積んだの?」「その目的は?」とも思いますがとにかく不思議な場所であることは違いありません。
⑫~は真言の桜井寺。
ネコのお出向かいがありました。
痩せてはいませんので食事はしっかり摂っているよう。
要は「人恋しい」感溢れていました。
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