ユガテのシダレに北向地蔵 「女墓場」健在

昨日も平日でしたが八王子方面からご門徒さん家族が来訪。

遠方はるばる、ということでお天気の状況が気がかりでしたが、おかげさまの仕合わせ、またも好天に恵まれました。

 

午後はテラスのハイビスカスたちを2~3鉢を残して境内に下ろしました。

この日は終始太ももの違和感、筋肉痛がありましたが、これは

日曜日の午後、あのタケノコを戴いたあと(昨日)、軽トラに息子の荷物を積み込んで浜松へ「一回戦」だけ運んだためです。

息子は自家用車で2回戦。

今回の私の仕事は冷蔵庫と洗濯機とベット(マットのみ)の搬送が主。

こればっかりは私が手伝わなければどうにもなりませんからね。

 

何故ならば息子の住まう集合住宅は2階。

奥方がそれだけは譲れないと推奨したといいます。

それを聞いたとき私は、品々の搬入搬出に難のあるその階上の理由を苦虫を潰した顔で「一体それは」と問い詰めました。

すると「学習していないな」と叱責を。

倒壊アパート等「階上生存率は高い」といいます。

本当にそのようなデータがあるのかどうかは知りませんが、妙に説得力があって合点してしまいました。

 

新築アパートの壁紙を傷つけぬよう慎重に冷蔵庫の下から押し上げながらのその結果、両大腿部に懐かしい痛み・・・というわけです。 

やはりあれほどの重量物が下に住まう者の頭に天井ごと落ちてきたとしたら・・・確率的には僅少でしょうが、イヤな感じです。

 

午後5時に当地を出たため帰宅は9時前。

今回は大河ドラマはパスということで。 

大河ドラマといえば先般の「春の法要」の散会後、本堂に残られた方からドラマ内の本證寺の件を。

①「門徒が寺で踊っていたが、そういうもの?」

②「お寺に巫女は違和感あるがホント?」と投げかけられました。

そこで私の意見。

①は演出。寺の境内で「踊る」ことに関して歴史上「ナイ」とは言えないこと。そして真宗は比較的「自由と平等」を前面にし「悪人正機」を標ぼうする宗旨でそもそも「戒律」などもないので「踊る」というカタチで報恩感謝を体で表現したとしてもOKでしょう。また時宗の踊念仏のイメージがあったのかも・・・

 

②も演出。その中で「巫女」などというフレーズは一言もドラマで示していませんでしたし、上記同様、寺の境内にあのような装束の女性が「いなかった」とは言えないということ。

また大河ドラマではあの手の架空の人物を動かすことによってお話を分かりやすく進めるといういわゆる演出の手法。

昔からある手です。

 

以前も本能寺で信長が鉄砲をぶっ放して応戦したカットがあり批判を受けていましたがその際の演出家の反論が「鉄砲を撃っていない」と史実的に言い切れないというものでした。

よってなんでもアリ。

まぁ「おはなし」とはいえ奇をてらったものではなく正攻法でお願いしたいものですがね・・・

 

扨、画像は昨日届いた友人の「女墓場」から。

彼女のテリトリー飯能の山野、西武池袋線の高麗駅から行った「ユガテ」のサクラから北向地蔵など春山低山ハイキングコースだそうです。

「ユガテ」の字名は元は「湯ケ手(天)」といいますが、カタカナ地名まだまだ全国にあって面白い。

春になっての山歩き、「体力が落ちた」と齢のせい、を嘆いていました。

 

みんな同じ、動いていなければどんどん筋肉は落ちます。

維持することはなかなか難しいことです。

「踊る・・・」体にとってなかなかいい事のようですね。