築地塀に埋め込まれた石臼「仏様とは」 宿縁寺 

庫裏に引き籠ったまま、まる1日すごしました。

大晦日の片づけは後回し、とりあえずしばらく放置です。

ひき続きたくさんの檀家さんとお会いしましたがやはり昨日同様「実は・・・」と切り出す方はいらっしゃって、その方との交流の懐かしさが思い起こされました。

「歳は越せないとは思っていたが・・・そろそろタノム」でしたので。

 

そしてまた、昨日最大の「実は・・・」は大晦日の夜、年が変わる前にご家族が逝去されたという報が入ったこと。

静岡東部の斎場へ遠征することになりますが、どちらでもこの時節同様でしょう「混みあっている」とのことで日延べになっています。

「おめでとう」などと暢気な事を言っている場合ではないくらい煩忙をきわめている家庭もあるのでした。

ただ気づいていないだけ。

 

たくさんの皆さんとお話する機会に出あうこの時期ですが、ある事情通の方から、「なるほど」と合点させられることを聞きました。

「NHK大河ドラマはコロナと予算の関係で合戦画像は撮らない」そう。諏訪原城の復元された門やら堀などを角度を変えて撮影、それを背景にしてCG合成したり、精密画彩で演出する法」になるといいます。

三方ヶ原などクロサワのような画像はもはや見られないのでしょうね。

 

昨晩はNHK「歴史探偵」を視聴しましたが驚かされました。

当ブログでもお世話になっている「がつお氏」とは・・・

番組内容について事前承知しているが如く。

本證寺の本多正信供養塔の件と伊賀越え改め「甲賀越え」の示唆・・・(ブログ「渡城」にて)

 

さて、木戸城のある矢作川西岸のお向かい辺りの地は西尾市の西浅井と言う地。

宿縁寺という真宗大谷派のお寺ですがご住職の姓は織田さんですね(場所はこちら)。

ちなみに先日記した安養寺は大河内さんでした。

一般的にさほど多くなく、かつ歴史に登場することがよくある聞き覚えある名です。

 

年初ということで基本に帰って「仏様とは~」などシンプルな質問に対する回答が記された額をその宿縁寺で見かけましたのでそちらを。

 

門徒寺においては一向専念無量寿仏・・・阿弥陀一佛。

 

拙寺では石臼は埋めていますが、壁に埋め込むとは・・・オシャレです。

 

 

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コメント: 2
  • #1

    がつお (月曜日, 02 1月 2023 09:52)

    痛み入ります
    実は甲賀越えの件は現地の方からやるよと教えていただいたもので以前からこの甲賀ルートについて興味を持っていました
    というのも私のご先祖がこの伊賀(甲賀)越えに参加しているという記録があってその人物は柘植と和田に縁があって、実は甲賀と伊賀のパイプ役的な役割を果たしたんじゃないかと妄想しております(さすがに番組で言っていた質物では無いと思いますが)
    それでも嘘でもいいのでその役で出てこないかなあと淡い期待をしています

  • #2

    今井一光 (月曜日, 02 1月 2023)

    ありがとうございます。
    一応がつおさんの謎は、呑み込むことにします。
    奈良行脚で名阪国道を使用することがありますが、その沿線の柘植から和田など
    この周辺を歩きたくなりました。
    番組内の家康の逃避コースが伊賀より甲賀コースの選択とその介在人の存在は
    説得力がありました。