高月院寂静寺 太郎左衛門家墓域

先般、息子の3回目ワクチン「打たない宣言」に閉口したわけですが、数日前のニュースを見ると「3回目ワクチン」の効果の有無について、3回目接種率を上げるための厚労省のデータ捏造があったことを報じていました。

新規陽性者数のデータを「未接種者の陽性者数」を増やすために操作していたといいます。

やっぱりこの国の政治についてあらためて「信用できない」を思うワケですが、息子の方がその辺りの件いち早く察知していたということ。

先日来、息子へ「3回目ワクチン早く打て」の私のその根拠レスをも思いました。

 

齢を重ね、出されたデータをただ信用しまくり、騙されたということでしょうか。

若い連中にはその接種有効の根拠はなかった(かもしれない)のでした。今のところよくわかりませんがね。

4回目の件、スタートするようですが、とりあえず私も様子見させていただくということで。

 

オレオレ詐欺だ結婚詐欺だ不動産「借金投資」だの人を欺くことばかりの世、国のデータの改ざん(フェイク)の風潮も一役買っているのでは・・・

 

その不動産「借金投資」に関しては今、若い連中がカモられてい

るという流行りものの詐欺的契約です。

経験の少ない分、人の話を真に受けて甘い儲け話にのっかってしまうという構図。

息子にもその件メールで念押ししましたが、「放送を見たからって・・・」とウザそうに返信してきましたが、一応その番組を彼も視聴していたということで安心したところです。

 

一昨晩のNHK「クロ現」でしたが、スルガ銀行による不動産投資向け不正融資の「うまみ」についてヒントを得たのかあくどいペテン連中がうまいこと若い人たちを騙して金品を掠め取っているそう。

それも将来未来の財産を身ぐるみ奪い取るというやり方ですね。

 

銀行を騙し(不動産購入のための収入、資産の捏造)て借金契約を仲介、その金をそのまま奪い取るやり方ですが街頭やマッチングアプリ等で知り合った人間にランダムに、言葉巧みに近寄って不動産の投資話を持ちかけるというもの。

契約まで持ち込んだ「カモ」をゲットしたその勧誘員の成功報酬たるや1件100万円と高額ですが、詐欺システムの利益からすれば微々たるもの。

 

現状、法的責任はローン契約をした者のみ。

要は銀行との直接取引をしたのは当人ということになりますから・・・それを唆す勧誘システムのあくどい連中はウソだらけのローン申請書の作成を指南します。

それに基づいて銀行は資金提供するのですが、そもそも銀行を「騙した側」であることは紛れもない事実。

おカネはその間に入って借り入れ指南をした業者に持っていかれてお仕舞いの構図ですね。

 

銀行の直接取引のお相手は契約書に署名した者ですから、もしその借金の返済がなされなければ、被害者たる銀行と支払い不能の契約者との間のみ、問題が発生します。

法的にはインチキを指南した連中には罪を問えず、責任はハンコをついた当人が全てを負うというカタチとなるのでした。

 

「うまい話には必ずウラがある」を知らない若者たち。

それにのってしまった彼らの社会人スタート直後にイキナリ数千万円の借金を負うことになってしまうのです。

インチキ契約の指南と銀行の不動産融資の在り方、国はある程度のコントロール(法制化等)を考えないと、この国の将来はナイのでは。

人を騙して「いい思い」をするのが正義とする世の中に成り下がります。

 

借金を抱えた若者たちの中には同じような不動産インチキ融資のシステムに組み込まれて「ガッツリ儲かりまっせ」の「話術」を磨いてから今度は騙す側として生き残ろうとする者もいるそうです。

「騙されたのだから騙し返す」・・・いいのでしょうか、そのような世の風潮を放置していて。

 

さて、本松山高月院寂静寺の本堂の裏側です。

そのすぐ裏には松平家の元祖ともいえる太郎左衛門家の墓域があります。

お二方だけ標識が立っています。

当主が「太郎左衛門」を代々踏襲するのはまるで庄屋や名主の家のようにも感じますね。

もっとも松平家の当初といえば経済基盤の拡充があったからこそ。

その充実は武家としての勢力拡大にとっても不可欠なところでした。