昨日も良き天気。
溜まった花ガラを処分するために地頭方処理場へ。
連休の間の平日となればどちらも家の中の片付けを行うものでその処理の集中、混雑がしばしば起こっています。
よってその渋滞について「ありうる」ことと覚悟していましたが処理場は閑散とし各担当者は持て余していた様子。
さすがに各家の中の仕事は後回しにして観光その他、あっちこっちと出向いているのでしょう。
お寺としては昨日は法事がありませんでした。
先般の再再にわたる庫裏の雨漏り対策も空振りにより今度もまた何かしらの対策に迫られているのですが、喫緊の仕事といえば、叔母の家の片付けです。
施設に入所してもはや家に帰ることが無くなったからです。
持ち帰れるものは何とか考えたいところですが庫裏に置く場所は限られています。
あの時代の人の好きなものといえば1に箪笥2に箪笥と言うくらい。部屋の周囲にビッシリ。
よって基本は廃棄ですが、その中の衣類の量に圧倒されています。
1人の人間がこの娑婆世界から暇を戴くとき・・・を私はもう何度も立ち会っていますがその残されたものの膨大はスゴイの一言です。そんな時、いつも、「私の残り物」を片付けるハメとなる息子の労力を思いますが。
叔母の衣装ケースを見ていて空しさ一番はプライスカードが付きっぱなしの新品の衣料品たち。
きっと着る事よりも買い集めることが楽しみだったのでしょうね。勿体ないと思っても当人は「いつか着る」つもりだったのでしょうがこれまでその手の空しさはどちらでも感じています。
奥方に「コレ着れるぞ」と言っても「そりゃムリだ」の返答ばかり。
人間が生きることは無駄の積み重ね・・・と言えばそれ、まさに私自身に跳ね返ってきますが。
昨日は来客用の新品に近い折り畳みベットと物干し用の支柱セットを積み込んで退散。
来週から本格的に動くことにしますが、台風16号の北上は嫌な感じ、来週末が怪しいですね。
さて、作手の亀山城の周囲の地名に「市場」だとか「巴」があることを記しましたが亀山城から古宮城方向に国道を行くと旧巴小学校のバス停があります。
「旧」ということで廃校の憂き目にあったことが推測できますね。世の中の小学校の統廃合はどちらにおいてもです。
その「巴」、旧巴小学校前の道路の周辺に二つの「土饅頭」(墓)があって巴の交差点前に「姫塚」なるものが。
亀山城二代城主奥平貞久夫人と言われています(場所はこちら)。
手前には貞久の墓といわれる土饅頭がありますが、歴史の中で混同があったのかどちらがどちらだかわからなくなっている感。
場所は亀山城の北側。
平地と言うのが腑に落ちないところがありますが。
⑤画像奥に巴小学校の校舎、その奥の山の尾根に文珠山城が。
⑥は土饅頭の側面に見える石材。➆は向かいの亀山城方向。
やはり円墳を窺えるものの存在も。
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