おほのの原のみだれ橋 巴川は矢作川と豊川に分かれ 

昨日は夏が舞い戻って絶妙の外仕事日和。

境内落ち葉と草ぼうぼう。

そろそろ「誰か来ないかなぁ」などと奥方と話していたほどです。

長雨で旧墓地周辺の木々が生い茂り、雑草も落ち葉の堆積も酷いものですから日当を支払ってでも・・・の承諾を奥方に得たのでした。

以前なら、誰かしらフラっとやってきて「何か仕事を・・・」などという人が現れたものですが最近はまったくといっていいほど見えません。

 

晴れればやる事が多くて、そちらまで手が回らないというのがまぁそのやらない理由、言い訳となりますが、とにかく今あそこいらをうろつけば蚊の餌食になります。

イライラに拍車がかかりますからできれば人にやっていただきたい・・・それ本音。勿論蚊取線香は提供しますがね・・・。

仕事を選ぶのはイケませんね。

 

私が昨日、顔がひりひりするほど日焼けしながら仕事をしたのは①に塗装②に収穫した銀杏の皮むき③が庫裏の雨漏り原因と思しき箇所の補修です(「福田」のところで記していました)。

私の決めた優先順位ですが、③については奥方に梯子の保持を依頼。一つ目の梯子でひさしに上がって二つめの梯子で上棟の端の瓦を1枚固定しながら隙間を塞ぐ作業をするためですが、その瓦が浮き上がっているところから雨漏りが発生していると予想しました。

小屋裏に入る気にはなれませんので外見から判断するしかありませんが、前回補修した(つもり)の箇所が違ったということで、今度はこちら・・・と考えたのでした。

 

私は奥方に2つ目の梯子を「ちょっと押さえといて・・・」と奥方を引っ張り出してきたのでしたが、現場に来るや「冗談じゃない 真っ平御免だ」と即却下されてしまいました。

「何かあったら救急車は呼んでやる」でした。

どうか雨漏りが解消されますように・・・

 

夜はNHKの「静スぺ」なる地元番組を視聴しました。

富士山について次の噴火の怖ろしさを報せる番組でした。

今年の3月に改訂された「富士山ハザードマップ」がありますがまぁそれを見回して一部神奈川県の火山灰の被害を除けば殆どの致命的被災地は静岡県ですからね。

今回の改訂では北東方向と南西方向への災害拡大が広がったようです。

 

しかし私と奥方はそれを見て・・・

奥方「この辺りは大丈夫だよね」 私「楽勝でしょ」・・・

須走はじめとして富士宮・御殿場に住まう皆さんには申し訳ありませんが、「富士山の近くでなくて良かった・・・」がやはり本音ですね。

海岸線に住まう我らが良く言うよ・・・ですが。

富士山は近くで見るとその雄姿に圧倒されますが、やはりここいらあたりから望む富士が丁度いいかと。

富士登山などとんでもない話、それは都会並みに混雑する場でもありました。

その番組はいつ噴火しても不思議ではないということと、富士山の噴火は山頂火口とは限らないということ。

宝永山の如くですね。

となると富士山周囲どちらであっても噴火口に・・・。

 

さて、昨日記した古宮城の近くには興味深い標識が建っていました。

豊川と矢作川の分水点と(場所はこちら)。

内容は掲示板の通りですが、こちらが湿地帯(大野原)であったことがわかります。

武田信玄が古宮城構築に力を入れた理由はその湿地帯に囲まれていることに他なりません。

城の要害性とは山谷深い山城に限らないところありますね。

近場で言えば小山城、田中城などがそれですが攻め手はむしろそういった平城に難儀するものです。

「深田に人馬の足を取られる」など言う件良く聞きます。

 

 

 

 

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コメント: 2
  • #1

    野村庄右衞門幸正 (金曜日, 17 9月 2021 11:26)

    富士宮市からの富士山の眺望は絶景ですよ�迫力が違います。僕は万野原新田というほとんど富士山の麓と言っても良い地域に住んでいました。
    噴火したら確実に。。。な地域ですけどね�

  • #2

    今井一光 (金曜日, 17 9月 2021 21:08)

    ありがとうございます。
    東名高速上りで富士川手前あたり目前に迫る富士は圧巻ですね。
    下りの富士川手前ではその姿を撮影しようとしてスマホを風圧で持っていかれた
    バカさ加減。今でも我が家の語り草となっていますが、いつもと違う富士を見て
    画像を収めたいという人は多いでしょうね。静岡人であってもそうですから他所の人なら
    尚更でしょう。