東京中心部の散策は江戸城大手門から 三の丸尚蔵館

畿内の感染者数の増加が止まりません。

大阪は1130人と過去最高とのこと。

そうなることを承知の上の経済重視の施策だったのでしょうが、

その間違いは明らか。

この期に及んで「経済が・・・」とか「法律が・・・」とやらなかったことできなかったことについてその感染爆発の理由を言い訳として持ち出すのは「ぱかっ話」の如くで聞いていられないレベル。

昨日もそれについて「さぁどうする・・・」と記しましたが「打つ手ナシ」の様にも見えてきました。

この安寧の地(相良)で傍観していて、もはやどうにもならないような域に入ったような気がしてなりませんね。

いずれ東京もそれと同じ道を追いかけていくのでは・・・

 

個人レベルでは少しでもその感染の確率を下げるためにできる限りのことをして、自らの制約を心掛けなくてはなりません。

昨日もキリスト教の教会でクラスターが発生したとのニュースがありましたが、檀家さんが集まる本堂という礼拝施設を持つという点でリスクは同様です。

まぁ拙寺では集まった皆さんで歌ったり堂内での会食はしませんからね。

拙寺の最近の大きな法要では申し訳なくも称名も正信偈も「声無し、『心の中』でお願いします」と申し添えしているくらいです。

もっとも拙寺本堂はオンボロで気密性という点では遥かに優位(隙間風だらけ)ですね。

 

暖かくなると東京方面に買い物を兼ねて、大手町から銀座、日本橋辺りをブラつきたくなる衝動にかられる私どもですが「今は行かない」と決めています。横浜に居た時など毎週そこいらを歩き余裕と贅沢の一時を楽しみました。

奥方も先日来不動産関係の残務処理のため東京に行く予定がありましたがスパッとそれをキャンセル。

もっともその件、どうでもイイ件だったようですが私も便乗しようとしていたので少々残念でした。まぁそれも如来様の「来ないでよろしい」のご縁。

 

気がかりなのは横浜の息子。

若さはしばしば無謀・・・ですからね。

彼はやはり「そんなもの罹る時は罹るから」の諦観。

私は「基本的な防御」について言い聞かせはしていますが私どもがコロナにやられた方がダメージはキツそう。
当分の間は東京、大阪など人がたくさん集まる場所は控えておくのが肝要でしょう。

 

さて、江戸城三の丸の尚蔵館なる皇室の博物館の改修中、江戸城の石垣遺構が発見されたとニュースがありました。

これは慶長期まで遡る江戸城最古の石垣、新発見です。

石積みの方法としては一見してまさに「戦国期」のそれを思い起こすもので江戸城安定期を迎えての改築を重ねる中、埋められてしまったそうです。

ということで今回400年振りに姿を現したということ。

 

是非に拝見させていただきたいものですが、やはり昨日も記した通り管轄は宮内庁でそれは夢の話。

調査が終了次第埋め戻されて収蔵館の建築が進められるようです。

画像は昨日のサンケイ新聞社やNHKの画像をキャプチャーしたもの。怒られるかな? プレスのみのお披露目でした。

 

東京駅といえば駅周辺のおいしいもの。

地下街を歩くのもいいですが、そちらは空気の流れを考えれば「絶対ムリ」の場所。本来ならば江戸城散策とセットなのですが。

尚蔵館はたしか門を入って左に歩き出して右側だったと思います。そっちへ廻ろうとすれば皇宮警察に「ちょっと!!」と声がかかるのでは。

画像は古く、外国人観光客の姿が見えます。

 

 

 

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コメント: 2
  • #1

    がつお (金曜日, 16 4月 2021 09:03)

    石垣も現状では崩れる恐れがあるとのことで難しいのかもしれませんが、根尾の断層館みたいに建物内部で掘り下げて見られるように出来ないものですかね

    東京に住んでいながら皇居は年始の一般参賀に数回行ったのみで、こっち方面は行ったことはないのですが、ご先祖はこの大手門先の三の門の門番として勤めていたそうです
    いまでも番所は残っているそうで、コロナが落ち着いたら見に行こうかなと思っています

  • #2

    今井一光 (金曜日, 16 4月 2021 12:00)

    ありがとうございます。
    ご先祖さまの勤務先がそちらであれば現場に行けば色々思いは広がるでしょうね。

    工夫がないというか最初から検討項目にないというかそもそもその新発見を
    ネガティブ案件として国民に提示しようとするヤル気がまったくないのでしょう。
    埋め戻すということは「なかったことにする」のと同様ですからね。