文芸まきのはら 500円玉 相良の書店にGO 

福島の皆さん、かわいそうです

奥方の母の家系が会津出身ということもあっていずれはのんびりとそのルーツ探索でも・・・などと考えるようになった齢ですが

かの地と人々の苦渋の姿、幕末の大政奉還後から今の今までのそれは本当に心が痛みます。勿論本当の痛みは福島の人たちなのですが。

奥方の親類が白虎隊の悲哀を淡々と話す姿を見てからそう思うようになったものでした。

 

 

今度の苦渋とは溜まりに溜まったあの爆発した原発の汚染水を太平洋に「ぶちまける」の件ですね。

その結果、特に漁業関係者のダメージは大きいでしょうね。

政府が「汚染物を薄めるから大丈夫です・・・」とのお墨付きをするのですが誰がそのような甘言を信じるのでしょう。

 

その海を泳ぐ生物たち、人間も含めて「ホントに大丈夫かよ?」と単純に思うことは当然でしょうね。そもそも不審というものが原点にありますから。

政府関係者がその「大丈夫」という水をゴクゴク飲み干すか、福島以外の海、特に東京湾などに流すというのなら少しは信じますが。大丈夫というのならどちらにぶちまけても同じことですからね。

 

私もこれから健康のためには「肉より魚」という食の回帰を始めようとする気持ちがあったものの思いっきり冷や水を浴びせられたような気がします。

福島の水産物を応援したいという気持ちよりも「私や家族の安全」の方に指向は動いてしまうというのは正直なところかも知れませんね。

太平洋岸の魚は国と電力会社で買い取って各従業員食堂などで消費していただくというのはいかが? 大丈夫の主張をされる人でなんとかしてくださいな。

「食の安全」は最大なるテーマですよ。

 

こうやって命が繋がっていると毎日驚きばかりで、うかうか「死んじゃあいられない」を思います。

それが今節発行された「文芸まきのはら」でこちらは市の教育委員会のバックアップがある相良時代からの歴史ある刊行物です。

その特集記事2題に注目してください。

二つとも秋野氏による別の記事ですが拙寺と本多家三代について記されています。

拙寺の件はちょっとばかり誉めすぎで照れくさいものがありますが、本多家三代については良くまとめられて勉強になります。

相良は田沼・田沼とそちらばかりに重きを置いてきたきらいがあってややもするとその相良藩初代、そして3人も輩出した本多忠勝流家について「まったく知らない」という方も散見されますからね。

 

一つその辺りの件、今後見直されていいものと考えています。

そのきっかけとなってくれれば・・・。今度の相良の切り口は本多です。

ご興味のある方は相良の布施書店または「つたや」に「500円持ってGO!」してください。 

 

 

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コメント: 3
  • #1

    野村庄右衞門幸正 (火曜日, 13 4月 2021 13:56)

    それ1冊欲しいです。通販可能なんでしょうか??

  • #2

    今井一光 (火曜日, 13 4月 2021 19:28)

    ありがとうございます。
    さきほど書店にそういったサービスの有無について問い合わせたところそれはやっていないとのことでした。
    よろしかったら明日私が書店に行って購入しクリックポストにて送付いたしましょうか?
    代金は次回相良に来られた時に賽銭箱にでも入れてくだされば・・・。

  • #3

    野村庄右衞門幸正 (金曜日, 16 4月 2021 22:15)

    大河のコメントしか確認していませんでした。先程帰宅して届いていてビックリしました。ありがとうございました。次回伺った時にお支払いしますね。

    早くコロナが終息しますように!!