雨が降った翌日は暖かい晴れ 久々雪の富士山

トーキョーは月曜日とはいえ618人とはまずまずの数字が出ました。以前で言えばこれも酷い数字ですがまぁ下降していることは良い知らせ。

「1000人」台に慣れさせられて一時はどうなるものかとも思いましたが昨日は案外と減って感心したほどです。

「市中免疫ができつつある・・・」などと希望的観測も出てきます。しかしまた、どうせまた明日は1000人・・・との思いはありますが、傍観している者としても「とにかくまぁ・・・」、下降傾向を見られることはよかったです。

ゼロに近づいたといっても現実600人の陽性患者が出て、どれくらいの人達が救急車の中で何時間も過ごし、病院をたらい回しになったのだろう・・・とその苦痛を思うとまだまだお調子にのれません。また全国の重傷者数は過去最高といいますから。

 

病院に入りたくても入れない・・・やはりこの社会は「壊れている」の一語に尽きますね。

医療・看護の受益の、厚い薄いの「選択」があるとしたらとんでもないことです。

 

コロナに罹患しても入院できずに自宅待機となるケースは多くあるそうですが、他の疾患で入院や手術をどうしてもしなくてはならない人達もたくさんいます。

癌等の進行性疾患の検査・施術が遅れて病巣が進行し手遅れになってしまうケースなどですが、先日聞いたその方の部位の疾患は眼球でした。

この時期ではあるものの施術は迅速に行うことができれば改善は早いとの考えで手術への踏ん切りをつけたそう。

 

朝、「じゃあ行ってくるね !」と明るく病院に向かい、手術が開始されますが突然容態が急変したとのこと。

軽い施術で酸素吸入器の用意は病院側としても考えてもいなかったのかそもそもコロナ患者用に出払っていたのか対応が遅れてしまったよう。

その方は「高次脳機能障害」に陥って寝たきりになって食事も摂れなくなるほどの重体。

家族はその件、医師に告げられただけで面会にも行けないそうです。

 

それでも例の事前に捺印する医師免責の書面の通り医療の瑕疵はありません。

要はレアケースということなのでしょうが、酸素呼吸器が近くにいつでも使えるようにあったとしたら状況は変わっていたでしょうね。

今コロナ以外の「病」を抱え、その対策について躊躇している人がいるのは「そういうこと」だからです。

医療の逼迫とは不幸な話です。

 

昨日は藤枝の法務局へ。

不動産関係の手続きを2件。

1件は申請ですので受理されるかはまだ未定。

これは通常なら司法書士にやっもらう仕事ですが、先方様が書類一式を事前に用意してくださったので「窓口申請」するだけでした。

ただこちらでは「質問」については予約制になっています。「説明してください~これはどうするの~?」など申請窓口で投げかけたとすれば「相談の予約」、出直しということになります。

よって「ただ申請」して結果を待つということになります。

2月1日の午後に結果が出ますがそれまで不備があると呼び出されることになっています。

 

そしてもう1件、入院している叔母の住まいについて「一体どうなっているのか・・・」を確認してみました。

要は権利関係(所有権)の確認ですが、相続にあたってあとあとトラブルの芽を摘むためにできることならば「生きているうちに」対応したいという考えです。

最良の選択をするためには現状の把握は必要ですからね。

そろそろ叔母の「電池切れ」を覚悟する必要があるからです。

 

先般亡くなった檀家さんの相続者へ、まずは自宅と土地の現況を確認してもらうために法務局に行って登記簿謄本を取ることを勧めましたが、そもそも土地建物の登記がされていなくては第三者に対抗できませんし、どなたの名義になっているのか、また抵当権の設定の有無の確認などは基本です。

 

案外、現状抹消されていてもかつて抵当権が付いていたなどいう物件はまたぞろありますからね。

不動産を担保とすることはまぁ通常の社会活動といっても普通のことですが万が一それが残っていたとしたら厄介な事になりかねません。

 

叔母の物件は借地権。

土地は他人名義で家屋が叔母名義ということがわかりました。

ご主人の名義となれば、ご主人側の親族が健在ですので私はトンズラすればいいところですが、叔母自身の名義になっていました。

奥方は家屋を取り壊して「返却しちまえ」といいますが、私が相続者となって借家として人に貸せばOKという腹も・・・

実際借り手がいるかどうかも分かりませんがね。
そもそも私の相続の件、ハナから「ブン投げちまう」も選択肢の一つでもあります。

 

少なからずこれを放置して息子に面倒を残すということになるのは避けたいところ。

 

①は昨日の150号線大井川。白い富士山今年お初にお目にかかりました。

②は堤を北上中の右手に見える富士。

③は境内「今こそ梅」の季節のアピール。

 

 

 

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    がつお (火曜日, 26 1月 2021 12:40)

    東京の数字は減ってきていることはいいのですが、私は少し懐疑的に見ています
    理由としては東京都が濃厚接触者の調査を高齢者と基礎疾患のある人などに絞っているため若年層の検査が放置されていることです
    結果22日から陽性者における高齢割合が5%ほど上昇しています
    さすがに昨日は121人と少ないですが、これが本当に減ったと喜んでいいのかはもう少し様子を見ないといけないのでしょうね
    医療機関でかなり余裕が出るようであれば一安心ということでしょうか
    そんな中無症状でも知人の医師に頼み込んでちゃっかり入院した殿上人もいますけどね

    話しは変りますが、登記手続きは自分でやることが一番です
    司法書士にお願いするといいお金取られますしね(あちらも商売なのですけど)
    なので、祖母の時も両親の時も相続登記は自分でやってしまいました
    おかげさまで相続人同士でのもめ事も無くスムーズに分割協議書が作れたので、免許税以外の経費としては数千円で完了しました
    何事においても仲良くしておくのが大事ですね

  • #2

    今井一光 (火曜日, 26 1月 2021 18:06)

    ありがとうございます。
    案の定トーキョーは1026人と1000人台に逆戻りでしたね。
    飲食店の夜間営業のシバリが効いてきたのかとも思いましたがそれ以外は人々の
    行動は殆ど変わっていませんからそれほど劇的に減少するとは思えませんね。
    仰る通り医療機関からの声に余裕が出てこない限りまだまだ危険水域にあると思っていた方がいいですね。
    不動産移転の本人申請の件はまさにその通りで自分でできそうなもの限定ではありますが人の手を頼むより安上りですね。
    今回は先方が書面まで作成くださいましたので私のやったことといえば住民票を取りに行ったくらいですから。