尼子城の堀跡 八千姫とお園 殿城池 お園堀 

昨日はひっきりなしに鳴るチャイムへの対応(殆ど奥方です)とその合間に境内で今年の回忌表貼りと放っておいたテントの部材の片づけを。

本来なら回忌表貼りは息子の仕事でしたが今回彼は横浜に滞留したまま帰省していませんので「極寒の堂内」でのその係は私。外は風がびゅーっと吹いて皆さん、寒い寒いと震えあがっていました。

 

今、ちょっとした立ち話のあと、私が締めくくる言葉は「お風呂は気を付けてね・・・」です。

中高年の突然死(心筋梗塞・脳いっ血・・・)について風呂場の高リスクはもはや有名な話。

七月に発生して発見が1か月も遅れた例も聞きますが圧倒的にその事案を耳にするのは冬季ですからね。

 

そして拙ブログでも何度か記していますが特に「お酒を飲んだら風呂に入るな」は絶対の様。

たまたまなのか私は風呂場で亡くなる例は男性、トイレで亡くなる例は女性が多いように感じますがこの辺りの信ぴょう性についてはアテになりません。

 

どちらにしろ風呂とトイレという家庭内での死亡例は珍しくありません。いわば日常の当たり前の場面で人は亡くなるということですね。

先日亡くなった方は就寝中の異変により「ベットの中」でした。畳のへりや敷居そして階段で躓いて転倒し致命的損傷を受けるという例もありました。

要は「家の中こそリスク要因山積である」の論となるわけでその中、この時期に増加するのが風呂だということ。

 

一言で言えば体にとって「血圧の急変」への対応はラクではナイということを理解しなくては。

今、私どもは風呂に入る際は相方に一声かけることを習慣にしたところです。

事前に浴室と脱衣所を温めておくこともこれからのテーマですね。今のうちは気合で浴槽に飛び込んでいますが・・・余程寒い日は贅沢ですがシャワーで湯を洗い場に数分出しっぱなしにしてから突入するなども実践しています。

その「シャワー作戦」は面倒ですが絶妙、効果はありそうです。

 

このコロナ禍風が吹き荒れる今、それ以外の病や事故にあうことは避けたいところ。つよく健康維持について何が良くて悪いのかよく復習しておかなくてはなりません。

 

そのコロナ対応について、牧之原市からの指示がありました。

それについて私の覚えとするためこちらに記しておきます。

 

新型コロナ含む発熱等受信相談

 

①  かかりつけ医のある場合はかかりつけ医に

 

②-1 牧之原市健康推進課 0548-23-0024

     土日祝日除く 1月4日以降 午前8時30分~午後4時

   

②-2 静岡県発熱等受信相談センター

   24時間受付 050-5371-0561

             

 

まあこれを見回しただけで「忍耐とたらい回し」の感じは推測できるところ。検査まで2日くらい待たされて結果が2日後に出て陽性だったとして「家に居て」のお達しが出るくらいか。

そしてケアといえば毎日定時連絡がある程度かな・・・

病院は満床近く、フル稼働のようですし・・・

 

さて、尼子の土塁跡に続いて堀の跡。

住宅街の中に尼子城の堀跡と呼ばれる「殿城池」があります。

八千姫という尼子の御姫様とお付のお園が落城の際、入水して果てたという言い伝えがここにもあって別名「お園堀」とも呼ばれているとのこと。

 

石神井城の落城でも姫様の入水の件記しました。

こちら、姫様ではなくて付き人の名が付けられていることの意味はわかりません。

このような遺構は以前といえば竹藪に囲まれていたようで、やはり「竹藪」というものがタイムカプセルの如くに感じてしまいます。

 

昨晩はNHKの各地の巨樹について紹介する番組がありましたが

「大きい・・・残る木」にも墓の伝承は比較的多くあるような

郡上の「領家のモミジ」は有名ですし番組では「寂心さんの樟」も。

鹿子木親員(かのこぎちかかず)の墓を守護する神の如く。

手付かずには手付かずの理由があったわけで・・・。

それは「触るな」の禁忌が人の心にあったからでした。

 

今は何をするにも問答無用だらけのような・・・

そんなことをしたら「罰が当たるぞ・・・」(あるいは祟られる!)などと超科学的なことは言いたくはありませんが私たちは「超自然の存在と畏怖」の心を忘れてしまったのかも知れません。

それを「我が物顔、したり顔」といいますね。