連吾川から出て来た硯そして矢立

昨日の全国の死者はこれまで最高の47人。

そしてやはり牧之原市の榛原病院では救急搬送の受け入れを止めているといいます。

昨日記しました通りクラスターが発生したための病院の対応ですが、今市民はうかうか怪我も病気もあり得ないというところ。

島田菊川掛川藤枝、下手すれば浜松、静岡辺りまで遠距離の搬送となって不便このうえなしです。

その件、一番に影響が出ると考えていましたが・・・

どちらでもコロナ患者への集中、人材配置によって外来制限の声が聞こえてきました。

 

旭川の市立病院ではコロナ患者10名につきスタッフ1人という無茶苦茶にハードな環境になっているそうです。たまたまクラスターは発生していないそうでもしそうなったとしたら現状「首の皮一枚」で医療崩壊に陥ると。

東京都の医師会会長が昨日夕に「これ以上感染者や重症者が増えれば、コロナ患者も一般患者も、両方守れない」と言っていました。

 

大阪も旭川も自衛官の要請をしていますがどちらも要望通りの人材の派遣とはならないようですね。

今後どちらでも自衛隊頼みのシチュエーションとなりそうですがそこだって限界がありますからね。

こちらの方もうまいこと立ち回って健康の維持について普通以上にケアしておかないと・・・

 

今、その反面インフルエンザ感染者の激減についても言われるようになっていて私どもの如く「それでは大枚はたいてその接種をしなければよかった」などとは思っていませんね。

なぜならば、その接種による抗体がコロナにも効果があるかも知れない・・・という研究がされています。

まだまだ確定的ではありませんが、おカネを出したことを追認されたようで「ああよかった・・・」でした。アテにはなりませんが気分的に・・・

 

さて、先日の設楽原行脚で史蹟研究会の方たちと一緒させていただきましたが、よくお城や戦国系の遺跡で出現する観光イベントで鎧武者の件、指摘していました。

最近、よくハイテンションのその手の人達が映像受けするのか、画面に登場するシーンはよく拝見しますね。

その「手作り」でここまでやりました・・・とご自慢の甲冑姿をご披露される勇姿ですが、どうしてもそこまでやるなら・・・と指摘されていました。

それが一律「なんで地下足袋履いてんの?」です。

惜しいといえば惜しいですね。完璧さを求めるのであればそれはダメでしょうね。足袋は致し方ないにしろ(ホントは素足・・・)草鞋でないとね。

 

さて先日記した連吾川から出て来た硯の現物は長篠城の史料館のガラスケースに収められています。

 

その硯が上州産とあって武田方(真田)の推測、矢立には奥平家由来とのこと。

出現場所は違います。

 

 

 

 

 

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コメント: 2
  • #1

    お祭り大好き (水曜日, 09 12月 2020 07:58)

    イベントに登場する甲冑姿のグループに「遠州鎧仁会」があります。
    名前の通り浜松が拠点ですが、静岡市の駿府城公園や新城市の長篠城址にも現われます。
    代表者は弓道にも励み演武に参加とともに、歴史への関心もありブログも開設済で、久能山東照宮の400年祭時は来賓で招待されていました。
    なお、蛇足ながら中津藩奥平家の末裔の方は、一度長篠城址で姿を見かけましたが、評判は・・・・。
    大晦日の「鐘撞き参拝」は、コロナ禍もあり思案中です。

  • #2

    今井一光 (水曜日, 09 12月 2020 23:18)

    ありがとうございます。
    お寺としても鐘撞の「やった感」で来客の多少を期するものではありません。
    きっと寂しい大晦日になると思いますがむしろそれでよいよい・・・のお待ちかねです。
    一年の締めとしてその時間を私なりに楽しませていただければと思います。