連吾川から出て来た上州産「矢立硯」上州武者奮戦の証

昨日の午前の法要は首都圏からのお客様が数名ありました。

ご一緒にJR-静鉄特急バスで当地まで来られたようでしたが「とんだ目にあった・・・」と。

すると「菅山まで連れていかれちゃった」といいます。

要は相良バスターミナルが廃止になって菅山まで路線を延伸させてそちらにターミナルが移転したのですが、その件まったく知らなかったようです。

 

私もバスの利用はここ数年来皆無といっていいくらいでその辺りの不都合の件、気にも留めていませんでした。

考えてみれば、滅多に相良に来られない方々にとってお知らせしておかなければならない重大事案でした。

申し訳なく思いました。

みなさんは

①そもそも遠来客にはその移動の件知らぬこと、車内でハッキリとアナウンスすべき

②「相良郵便局前」など言われてもそんなの知らない

③不審に思って「バスターミナルはまだですよね」と運転手に聞けば「ハイもうしばらく」といわれた

④バスターミナルでもまさか菅山のそれに連れていかれるとは思いもしなかった

⑤到着地でタクシーを探そうにもその存在の気配はなし

⑥折り返しの静岡行に乗ってやっと到着・・・ということでした。

 

静鉄バスも案内の方、しっかりとやっているとは思いますが、現実にこういったケースが発生しているのですから、早急な改善策を願いたいところです。

こんなゴタゴタがあればますます「陸の孤島」相良に来られる人はいなくなってしまいます。

この間違いというか錯誤を起こさせるケースは氷山の一角でしょうね。

いったいどれくらいの方たちに面倒な思いをさせているのでしょう。まぁ静鉄の方は把握していることでしょうが。

 

さて、昨日の米倉丹後守の墓を参拝したら連吾川沿いの道を丸山砦方面に戻ります。①は新東名を潜る手前ですが前方に丸山砦が見えます。尚手前は調整池の溜まりです。

②道すがら砦の左側に堤や段丘を思わす高低差。その向こう側は道が走っていますが盛土されていたことが推測できます。

 

その道まで出ると左スグに丸山砦という位置になりますが、連吾川にかかる橋の左側に看板があります。

それが上州産「矢立硯」出現の地というもの(場所はこちら)。

産地まで判明し上州、すなわち真田勢の存在を推測させるというものです。

⑤の橋は下流、あの馬防柵方向になりますがこの左側に看板が。

⑥は大宮前激戦場あたりから川上を見た図。

 

 

 

 

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コメント: 2
  • #1

    小山昭治 (月曜日, 07 12月 2020 14:08)

    先ほど話題の東京の方から連絡がありました。ご苦労様でしたね。
    静鉄の停留所の件を区からも陳情したようですが、即座に動くとも思えません。
    私どもの倉庫の前へ停留所を作るにあたっても何の知らせもありませんでした。そんなもんでしょう。名古屋の陸運局へも提出する必要がありますし、お祭り時のバスの迂回でも1か月前に申請です。そのうちにはこちらが慣れてしまいます。
    ところで、御文の解説書のおすすめがありますか。
    「大河の一滴」五木寛之を読み、御文を知りたくなりました。

  • #2

    今井一光 (月曜日, 07 12月 2020 18:51)

    ありがとうございます。
    静鉄のバス停の件、毎度「あれでいいのか・・・」という疑問が起こります。
    「バス停」を設置するにあたって地元へその打診すらないというものも驚きでした。
    とにかくバス利用者にとってこのうえもなく不便になったのが今回のターミナルの変更でしょう。私は単純に大雨でも降ったらバスの乗降大変そう・・・と思いますが。
    交差点にはみ出すような渋滞もあって大きな事故をも誘発しそうな気もします。
    うまい対応策はないものでしょぅかね。

    さて、蓮如さんの御文ですが、すべての御文を網羅するような解説書は今のところ見たことがないよう気がします。あまりにも数が多いですからね。
    特に有名な御文を8通抽出して解説した書籍が東本願寺出版から出ています。
    タイトルが「『御文』のこころ―蓮如上人からの手紙―」です。
    https://higashihonganji-shuppan.jp/books/%e3%80%8e%e5%be%a1%e6%96%87%e3%80%8f%e3%81%ae%e3%81%93%e3%81%93%e3%82%8d%e2%80%95%e8%93%ae%e5%a6%82%e4%b8%8a%e4%ba%ba%e3%81%8b%e3%82%89%e3%81%ae%e6%89%8b%e7%b4%99%e2%80%95/