躓いた時、頼れる親戚や友人がいる? 石位寺石仏再

東京は一昨日に引き続いて500人台(522)。

「経済と安心の両立」という語は政治の常套句、耳にタコですが、「健康」か「おカネ」かの問題で、政治屋さんのスタンスはどう見ても「おカネ」の方にかなりウェイトがかかっている感否めませんね。

検査数を徹底して・・・その芽をひとつづつ摘み取っていく作業を・・・などとは今年の2月あたりから言われてきていましたがその意見に蓋をして中途半端な「お願い」程度の施策のみを頼りにここまで引っ張ってきた咎がこの第三波の結末なのでしょうね。

 

私も十分にお調子にのった生活をして今の健康は「たまたま」であるとは感じるものの本当のところはお国のお偉いさんたちが大いにコロナを甘く見ていたことは間違いなし。

ここは一つ「ちょっとGo To控えてみましょう」のアナウンス、できないものなのでしょうかね。きめたものは一歩も引かないという様。

医師会もそれを連呼していますが・・・試しに政治家に医療をやってもらったら・・・などと考えてしまいます。

その時初めてその辛さがわかるでしょうから。

 

にも拘わらずあいも変わらず「Go Toをやめるレベルではない」

との主張をされているようで、逆に聞きたくなるのは「どういう数字が出ればヤメるの?」です。決断ができない様も見えて来ます。

東京で1000人ならどう?それとも2000人?。まぁ勝手にしてくれ・・・の思い。ハチャメチャですね。私含めて・・・

 

私の居る遠州相良は時にそのド田舎振りを「陸の孤島」呼ばわりされることがありますが、いまのところ感染者が少ないのはそれはそれで大いに結構なこと。のんびりしていてお気楽気分、昨日も気温高めで雨天でも快調。ずっと閉じこもっていました。

 

東京住まいではおつおつ外に出られやしませんね。

息子は横浜ですが齢は20代。新コロにヤラれたとしてもまさか重篤にはならないでしょうし、抗体がいつまで残っているかはわかりませんが既に罹っているかも知れませんからね。

今は家族間感染が一番の感染源だそうです

若い皆さんは弾けたい気持ちはわかりますが両親や祖父さん祖母さんの命を守るために慎しんでもらわなくては。

今は忍の一字でしょう。

 

さて、表記は国連の世界幸福度報告という各国の幸福度ランキング(日本は世界ランキング58位)を決めるうえでの質問の一項目で、正式には「あなたは困ったとき、必要があれば、いつでも頼れる親戚や友人はいますか?」です。

とくにこの項目において「はい」か「いいえ」によってまずその国の「国民の幸福度」が判定されるといいます。そしてその幸福度の最も重要な要素は社会的支援であると。

 

「58位」は偉そうに経済大国とか「NO.1」を標榜していた割に結構にみっともない数字。

国民の殆どが「幸福ではない」と言っているようなものですからね。自国民の幸福を求められない世情とはやはり「やさしくない」を感じ取っているのでしょうね。

 

それを恥と思わない厚顔振りもありますが現実の社会的支援の欠落があることを認め、偏に「国民の幸福とは何ぞ・・・」ということをテーマにしてまずはお国の方で旗を振ってもらわなくてはね。国民は案外国の方針に「のっとって」動くものだということがこのコロナ禍によって知りました。

 

さて、画像は以前記した奈良石位寺。

地名は「忍阪」と記して「おっさか」です。

こちらも日本国中数ある「おおさか」の変型でしょう。

石位寺の件は忘れもしない私の大マヌケ。

地団太踏んで文字通り「忍」の一字でした。

 

その翌日でもこちらの画像を上げて置けばよかったのですがこれも忘れていました。

室町期の石標がありました。

ショックが大きすぎて頭が真っ白になった時でしたが、しかし最近はどうもその真っ白・・・続いているような・・・何事も記憶から消えていきます。

 

 

 

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コメント: 2
  • #1

    小山昭治 (土曜日, 21 11月 2020 09:05)

    いいも悪いも記憶が消してくれる。
    幸せなことです。
    「ボケるが勝ち」その通りです。
    人間は大したものです。

  • #2

    今井一光 (土曜日, 21 11月 2020 20:08)

    ありがとうございます。
    本当の大呆けが始まる前に自分の今の小呆けを嗤う。
    呆けるいとまがあるだけ幸せというものでしょうね。
    その時間を奪われてのタイムオーバーが宣告されることも人の常。
    先のことは考えず、今立つこの場をとにかくも維持したいものです。