正攻法で思考 笠名の宝篋印塔の相輪と考えるのがスジ

昨日の東京の新規発症者は5人。神奈川18人(横浜7人)。

 

相変らず神奈川は多めであることがわかります。

一足先に関西圏は「解除」とのことですが神奈川県はもっとしっかりしくてはね。

 

昨日拙ブログでは「バカ野郎」など暴言を放ったワケですがそれは横浜で熱が出た息子が2つの医院に赴きどちらも「検査」まで至らなかったこともありますが(医師の判断)、当初からもそうであったし今にあってもまだ簡単に「PCR検査しよう」と検査というものが患者に誘導されない日本の医療の後進性の歯がゆさからでした。

 

今の「新コロウィルス」の常識は感染したての頃、自身が感染したかしていないか、他者に感染させたかどうかがわからない病状未発症の時期に色々な場所で他者に感染させまくってしまうということ。

 

要は感染初期、あるいは軽度の症状発現の時期に的確に検査判定して対処することが必要なのですが「やります やります」の声ばかりで一向に進まないその検査体制の確立の遅さに腹が立つワケですね。

 

今、ワクチンどうのこうのの話が巷でも行き交っていますが「検査」によって確定させなければその良薬の処方すらできませんからね。

お気軽利便の検査システム、必ず今月中にお願いしますよ。

「無常迅速」です。仏法を聞くこともそうですが施政も「はやく!はやく!」が基本。

 

検査とワクチンの完成が遅れればオリンピックが中止になるという図式がわからないのでしょうかね。

私は別に期待していないものですからかまいませんが。

世界的にワクチン製造のための企業支援の投資金額が雀の涙ほどの日本、まるでヤル気ナシのようですね。

あの不要マスクの分でもそちらに回すという頭は働かなかったという結末。

そしてソーリ殿の計略、我が身を守るはずだった、あの方の「不要不急の賭けマージャン」もバレちゃったことですし、やはり「バカ野郎」放言は訂正するわけにはいきませんね。

 

神奈川在住の義母がボヤいていました。

あの「10万円」の書面も「(小さすぎて役立たずの)アベマスクさえも全然届かない」と。

 

義母は手製マスクを作りまくっていて私どもに送ってきますが私は最近出回り出した使い捨て不織布シートをそれにセットして使うようになりました。

お国が「呉れてやろうぞ・・・」のマスクはベトナム製とのことで不具合噴出、その修正チェックに経費と人の手を更に投入しているようですがこちらは国産、地元静岡製安心感が違います(最後の画像)。

 

まぁ使い捨て不織布マスクも今はバンバン出回っていますからね。

最近は日本人に感染死亡者が少ない理由として「マスク習慣」を主張する人が出てきました。

これは自己の感染予防のつもりで付けていたマスクが実は社会や他者への感染を防いでいたというものです。これからもマスクは生活必需品になるのでしょう。

 

さて、先日は笠名の宝篋印塔について記しました。

コメントもいただき、各先達の推測の件知ったワケですが本日は正攻法の実地検証の件記します。

 

笠名宝篋印塔の昭和47年に記された案内板の記述には「元あったところは椀貸せ松の所にあったと伝えられている」とありました。

この記述「~の所」という表現が今一曖昧でかつテキトーさが漂っていますがその「椀貸せ松」とはこの谷筋の南、向かい側の台地の先端(場所はこちら)にかつてあってその松にも地元の言い伝えが残っています。

 

内容はこちらの掲示板の通りですがこの枯れた松のあった場所に登れば小さな朽ちかけた祠が一つ。

余計な事ですが上部には土塁状のものが目に入ってきていつの時代か砦のような施設があった感じもしないでもありません。

谷部の張り出した台地の先端ですからね。

 

中を覗けば切株が残っていて宝篋印塔の相輪の比較的残存のよろしいものと残欠、そして五輪塔風空輪らしきパーツが散らかっていました(ざっと見です)。

 

この相輪の存在と宝篋印塔の掲示板の文言「相輪の部分が欠けています」を合わせるともしかしてパズルが・・・

あの宝篋印塔の笠の上に重ねた異物を取り除いて、こちらの相輪を装着してみたら・・・など思ったのでした。

そういった検証は先達の皆さんが歩んだうえの今があるのかとは思いますが・・・まぁどちらかのタイミングで投げかけてみることにしましょう。

 

⑥図はこちらから通りにでたところから宝篋印塔の方向を見た図です。

 

それにしても杉に比べて松の寿命は短いですね。

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コメント: 4
  • #1

    お祭り大好き (木曜日, 21 5月 2020 09:11)

    笠名の宝篋印塔の現地検証における祠のなかの残欠は、非常に参考となり一度訪ねたく考えています。
    今川義元銅像の除幕式も開催されましたが、ふと福王寺の初代範国墓所の寄せ集め?を思い出した。 歴史は鵜呑みせず、再確認の必要性を痛感しました。
    相良藩家臣墓石の更なる調査も期待しています。
    一方、「慶安の変」から駿府を守った定番の「井戸新右衛門」や明治初期の教育者「蜂屋定憲」の墓石は子孫不詳で無縁仏化が進んでおり、今川氏親・義元木像コピー作成展示などの静岡市の歴史施設設立構想のなかで歴史の生き証人消失は寂しい限りです。

  • #2

    今井一光 (木曜日, 21 5月 2020 10:56)

    ありがとうございます。
    福王子の拙ブログのところを開けてみましたが2016年でしたね。
    すると銅像談義の私のいつもの持論について記されていました。
    先日同様に中村先生のことも。

    https://www.daitakuji.jp/2016/07/02/史跡研会-ハイテンションで苦笑い-今川範国-墓/

    墓石というものは大抵がどなたのものなのかわからない、また推論あっても確証が得られないものが多く、後世の「良かれと思って」の善意の改変がありますので真正のものが何だったかなど殆ど推察するのみです。
    そんな中銘文が記されているものがあればそれは奇特なこと。
    自然界に永年放置された石材は脆いものです。
    よって崩壊を招く前に何らかの手立てが必要ですね。
    まさに歴史の生き証人ともいえる石塔・碑文など手を加えて守って頂きたいところです。

  • #3

    野村庄右衞門幸正 (木曜日, 21 5月 2020 18:26)

    新型コロナ、神奈川は医療機関が大半だと聞きます。自分の周辺だと全く聞かないんですよね。義兄の同僚(教員)で1人感染したみたいです。ただ、この学校の長期休校のため義兄は濃厚接触者は回避しています。

    つい先日、私の職場で抗体検査キットが届きました。例の孫正義さんが提供したアレです。4時間程で無くなった倍率の高さにうちの職場は当たった(?)ようです。
    さあ、やってみよー!ということになったのですが。。。指先を刺す針が入っていないじゃあありませんか!w

    なので、なんとか知恵を絞って血液採取をしましたが皆さん抗体無し。

    感染していないわけですので、これからも感染リスクの中仕事をするわけであります。

    知らないうちに無症状感染してて抗体できてたら良いのに。。というかすかな期待は消えました。

  • #4

    今井一光 (木曜日, 21 5月 2020 20:12)

    ありがとうございます。
    本日私が得た情報によると静岡市内の殆ど人出は戻ったと思わせる混み具合に対して
    小田原といえば駅ビル等、「まだ閉まっている」とのことでした。
    新幹線は依然ガラガラだそうで,静岡県が昨日出した指針によれば「首都圏には行ってくれるな」的ニュアンスでした。
    私は神奈川在住の親戚や友人が多くいますので早いところ何とかしてもらわないと
    出向くこともできません。
    今リスキーな場所神奈川、ヤバいですね。
    昨日は伊東の方が神奈川県の友人と会食したあとに発症といい、静岡県の発症者ナシの記録が途絶えてしまいました。
    2波3派は必ず来るそうです。ともに生きながらえましょう。