春日大社-飛火野 鷺原道 マスクは店頭で買いたい

寒い朝でもお日様が出て風が吹かなければ昼前の外仕事は上着を脱ぎ棄てたくなるような暖かさ。

世間の騒ぎとは隔絶した田舎の寺の境内です。

 

時折お墓参りの方が来られますが、挨拶をしても一体誰だかわからないといった状態が続いています。

誰もかれもマスクを着用、中には帽子まで被っている方もいますからね。

しかし、マスクの使用の有意は人混みの中か2m以内の人との会話くらいであって自家用車の中や人気のない場所では殆ど無用だといいます。

使用すべき場所で効果的な利用を皆さんが心がければマスク不足の大騒ぎの助けとなるはずなのですが。

 

昨日も記しましたがマスク転売規制について「やります」と言っても実際に発動するのは10日頃だとか・・・「転売ヤー」をパンクさせるために即日発令するのが効果的だったのですが。

要はその手の悪だくみをする輩の「サドンデス」的発令の前例を作るということの意義です。

まるでこのインターバルは彼らの逃げ道を与えてしまったようで腑に落ちませんね。

 

あ奴らは今、必死でネット上で売りさばきに入っている様です。

ですから皆さん、少々我慢して今、ネットでの購入は控えましょう。マスクは口に掛けるもの、得体の知らぬ者から購入するのも不快です。

よって大量のマスクの在庫を積み上げさせてやろうではありませんか。

転売ヤーは高価転売が目的、良からぬ占有に旨味が無いことをピシッと教えてあげなくてはなりませんね。

 

規制が入って暫くすれば店頭にマスクは溢れかえり、この季節が終われば見向きもされなくなります。

今回の件、学習した人々は次のシーズンに備えて家庭で備蓄するはずですから、彼らの抱えている品は不良在庫となりましょう。

絶対にネットで知らない人から買ってはダメ。

 

さて、先日はノー天気にも私は春日大社の古伯耆展へ向かったのでしたが、会場を出て奈良の街うちを春日大社の国宝殿の真ん前の駐車場が閉まるまでぶらつこうと歩きました。

どうしても奈良の街は車で走ろうという気にはなりませんでしたので。

尚、帰り際に確認しましたが、車で移動しても何ら問題なくすいすいと進めることができました。

奈良中心部の人混みと渋滞のこれまでの様子とは一変していますね。

 

私が歩いたのは通称「鷺原道」と呼ばれるちょっとした森の中です。ちょうど鹿の保護施設「鹿苑」の改修工事によって飛火野側入り口に縄が張ってありましたが、今更引き返すことはできないとロープを無視してそのままあの広い野原に出ました。

 

テレビでは鹿せんべい屋の前で屯する「腹が減った鹿」をしきりに放映していますが、彼らの主食はせんべいではありませんね。

ただ「せんべいをくれる人間」というものを学習して、そのおやつを待っているだけでしょう。

 

野原ではのんびりと草を食んでいました。

尚、鷺原道とは僧・神職たちが使ったの古道の一つ。

そのルートでは鹿以外人っ子一人すれ違う人は居ませんでした。

 

①は春日大社側②が飛火野側、まるで土塁。

⑤の右端に②が見えます。②を超えると小さく浅い川がありますが、問題なく渡れるはずです。

 

人の居ない奈良は絶妙ですね。

大変なご時節とはいえこれほどの機会はないでしょう。

ライブハウスや寄席に行くわけでもなし、外歩きならまったく問題ないでしょう。マスクの必要のない場所。