健康は山城歩きから 初夏境内と高天神城

先日滝境二城を皆さんと散歩したあと昼食後久し振りに高天神城に向かうことにしました。勿論私の提案です。

というのは高天神城へは皆さんは何度か「大昔に行ったことはある」ものの、井戸曲輪の上の社殿から南に延びる尾根の二重堀切についてはまだ・・・ということでしたので(場所の詳細はこちら)。

 

お連れして、私の認識不足というか「現実」というものを突き付けられました。

いざ現場にお連れすると御両名とも「無理」とのことでした。

「一昔前なら・・・」問題なく行けた「崖」のアップダウンもスグ脇の谷底崩落のリスクを頭に入れながらの行程の成果に関しては無意味(リスクあり過ぎ)との判断ですね。

 

私も安全に皆さんを帰還させる確証がまったくありませんでしたので引き返す事に同意しました。

カンタンに考えていました。

お気楽、お調子に乗って当サイトでも「案内ボランティアします」風には掲げてはいますが、どちらの場所に誰もが皆行くことができるとは限りませんでしたね。

 

齢を重ねると山城系のトレッキングは厳しくなってくるでしょうね。特にコースを外れての遺構探索は命取りに繋がるかも知れません。

高天神城は難攻不落の城と呼ばれていましたがこれは張り出した数本の尾根を利しかつコンパクトな連郭の城だった故ですが、美濃・近江等の比高の高さと巨大な縄張りの城とは違って比較的取付きやすいものがあります。

しかし城は城です。

地元教育委員会が「責任を持てない」

風にロープを張って「立ち入り禁止」にしていたところを無視して進む(自己責任)ということは危険性をはらみます。

 

自分の体力への過信もそうですが、「お気軽ご案内」は下手を打てば他者を地獄に「案内」しかねません。

おカネを取っているワケではありませんが、「すべて自己の責任でもって」を一筆署名していただく必要があるでしょう。

「訴訟社会」の風でもありますし。

 

その私の体力への過信、少々怪しいと思わせる部位が発生中。

歩いて「足が痛い」のボヤキはいつものことですが最近、腕や肩へ痛みが出だして自分への不信感が増大中

まぁ元から「自分を信じて」なる言葉は大嫌い、まったく怪しいものですからね。

 

ただただ歩ける、城址を登れることに健康と幸せを思うようになりました。

 

昨日は「ブラり田沼」の1回目⑥。

牧之原市の御担当の方々、ご苦労様でした。

 

①②③は舞鶴殿境内「ネコ歩き」。

境内緑が増えてきました。雑草に薬を撒きたいところですが、舞鶴殿を退避させておかなくてはなりませんので厄介です。

 

⑦⑧は高天神城搦手の看板。

なぜかどちらかのお嬢さんの写真が・・・

平塚刑場他などカンタンな平場を回ってから丹波曲輪の堀切へ。

 

ちっとばかりの「痛い」を無視するくらいに歩いていないと絶対に後悔することになります。

歩くことそれ鉄則です。しかし殆どの方がそのことを切実に思っていないというのが実情。

 

健康長寿を期待するのなら歩きましょう。