一乗谷は枝垂れが似合う 遅咲き満開 桜ばかり

今年の桜は息が長い。

個体差もありますが地域によってかなりの違いがありますね。冬が温暖だと桜の開花に影響を及ぼすとも聞きました。

寒気に触れないと芽がふきにくいということで以前私も栗の実生発芽をさせるときに、栗を冷蔵庫に保管し春になって種まきをしたことを思い出しました。寒いと充電できるというのが私とは真逆ですね。

 

それにしてもそれほど温かい冬とは思えませんでしたが植物の世界も色々あるのでしょう。

東京での法事の際、静岡で咲いていない桜の開花を見ましたがそれが3月25日。それから遅れて静岡も咲き出しましたが咲く頃になってからまた寒くなったものですからきっと桜は開花しつつ充電していたりだったのでしょう。

 

しかし私が先日見た桜の満開に関してはそこが寒くて冬が長そうな地のイメージがしますのでこの頃の満開も「そんなものか」とその幸運に満足した次第です。

 

以前、またお寺のバス遠足で滋賀・京都の桜をお目当てに向かった時は3月下旬狙いで予約を取ったものですが、もし今年あたりでしたら殆ど咲いていない桜を見に行くようなものでした。

 

さて、今年のバス遠足は大谷祖廟分骨後、本山へ。

本山でお斎をいただいてから越前一乗谷、そして福井市内にて宿泊することになっています。

2日目は吉崎御坊散策ののち金沢市内にて自由行動というスケジュールです。

 

その初日の「一乗谷」コースの件、相当気に入ってくださった方がいらして「檀家では無いがツアーに参加したい」という奇特な方が・・・2名ご参加です。どなた様もご参加大歓迎です~。

いつも参加されている方が紹介してくれたとのことでした。

 

ということで私はその下見のために一乗谷に向かったのでした。

どうせ行くならばと前回、雪に埋もれて登城困難だった一乗城へ朝からとりついたのが昨日ブログの「早起きして~」の山城歩きだったのでした。

 

遠足は京都昼食後、北陸道経由移動しての越前一乗谷ですがその日のあとはホテルに入るだけとはいうものの、その一乗谷で大型バスをどちらに突っ込んで、また停車させて待たせ、また推奨コースの2,3をどう提案するか現場にて思案しました。

 

まさか一乗城登城コースなどの提案はあり得ませんが城下居館跡の庭園のオンパレードから道を隔てた遺構などガッツリ回るとなればかなりの歩きと時間を要するでしょう。

トイレは各所に用意されていますが、大型バスをあっちこっちと差配するのは難しいですからね。

 

復元町並みと遺蹟史料館の共通券230円はお手頃感がありますので観光主体と言われる皆さんにはそちらを回って一乗谷を体感いただければと思います。

まさに今だったらただ「桜をお楽しみください」で終わったのですが。それがわかっていたら1カ月早めましたね。

 

私は主城の一乗城のスケールのデカさを体感したのですが、他にも城砦がまたぞろ控えていますので一乗谷を楽しみつくすにはあと2回は必要ですね。

 

しかし枝垂れ(糸桜)の美しさはすばらしい。

齢のせいか桜に対する見方が変わってきました。

小堤山にはソメイヨシノを植えまくっていましたが同じ「キレイ」でも各段の違いがあるような。