大石学氏来る 相良史料館 「諸家系譜」

外はほんのりと暖かな空気が漂っていました。

しかし冷たい風が一日中吹いていて日陰や庫裏の中はまるで冬に逆戻りしたかのよう。

 

午前は法事で多くの方の来訪がありましたが一同「寒い」と。

大型ストーブ2台で対応しましたが、先日も記しました通り灯油注文をしていて良かったと安堵したところです。

息子の居た数日前の京都・奈良の山間部では氷点下はまたぞろだったようですからこの時期に「さぁ春だ」とお調子にのったとしてもやっぱりピシッとやられるものです。

 

本堂でもストーブがない御内陣では気合を入れるため発声も大きく拝読も早めになりますが、昨日は手がずっと冷たいままでしたね。

これほど短期に末端への血の循環が悪くなるものか首を傾げました。

法然さんの如く「病をもって浄土に行く楽しみがわいた」などとは言いませんがここまで色々な不調が少しずつ出てくると「勝手にしやがれ」です。

 

さて、午後からは先日お伝えしていたよう大石学氏の講演会がありました。

午前の法要のお斎を早めに退場させていただき、史料館へ。

何故にそう慌てなければならないかというと、毎度恒例、史跡研究会に市役所構内の駐車場案内の役があったためです。

 

講演内容はあとでゆっくりDVDを視聴すればいいのですが、遅刻しつつもその駐車場整理に飛んでいかなければならないのは私が最年少だからですね。

 

その整理は何となく動いてあっちこっちと来訪者に指図しますので寒さを感じませんでしたが、2階の会場に上がらず1階のモニター前での視聴は少々しびれました。

終了後もう一件写真クラブの展示会場に行く予定がありましたので込み合う前に引き揚げましたが、より一層冷たい風が吹きまくってほんの少しの距離ですが強烈に冷えました。

ジャケットなしのダテの薄着はとんだ酷い目。

 

「写真」の方は予定をしっかり把握していなかったため、16時すぎには撤去回収済みでした。折角案内をいただいていたのですが残念なことす。先般も華道の発表会の招待状を無駄にしたばかりでまったく不義理な坊主だと反省しています。

 

おかげさまで講演会会場には300弱のお客様が。

駐車場は満車になって小学校(二の丸)前の駐車場に振り分けましたがそちらも満杯。

最後は「日曜日だからJAは怒らないだろ」ということでそちらに案内してしまいました⑥画像。

責任のナイ私だからそういう際は「えいやぁ」で平気でやっちまいます。舌出しておしまい。

 

①②③は昨日紹介いただいた国立公文書館のデジタルアーカイブ「諸家系譜」田沼の項目。

 

尚大石氏講演会の資料の分厚さには驚愕。

相良住民と田沼を取り巻く熱気へのご厚意を感じましたが何より「大河ドラマに採用されてもおかしくない」との太鼓判は私が田沼大河について諦め気分にある中その実現に本気で期待したくなるほどの言葉でした。