横須賀城天正四年説 歴史志向多し 小和田氏の働き

一昨日の「エコパ」講演会の次、昨日から二日間、当派岡崎教区主催の育成員研修会が。

よって昨日は昼過ぎから掛川の会場に17時まで。

18時からは相良仏教会の新年会がありましたので初日閉会後ゆっくりする間もなく相良に戻りました。

どちらでもインフルエンザの声が聞こえてきて心なしか例年よりも参加者は少なかったよう。新年会の幹事のお寺では家族全員がそれに罹患したということで欠席していました。

 

尚、現在の当流当組の組長さんは遠州横須賀の大須賀氏。

「勿の論」あの「大須賀」の系統ですね。

 

その横須賀城ですが、大須賀康高が(または    )家康に馬伏塚から高天神城に近い海岸端に横須賀城築城を命じられています。拙HPの横須賀城関係年表の記述は既に追記して改めていますがこれまで横須賀城築城の時期は天正六年というのが通説でしたが天正四年が適当と小和田先生からのご指摘。

 

先生の示されたその根拠が2点。

 

1「浜松御在城記」の天正四年の記事 

「大須賀五郎左衛門康高ニ仰セ付ケラレ横須賀ニ城ヲ御築城成  

 サレ、出来(しゅったい―できあがり)。

 即五郎左衛門興筧助太夫ト入レ置カレ候。」

           ※~「筧助太夫」・・・こちらにも

 

2「家忠日記(天正五年七月三日)」

「よこすか取出場」(とりでば 砦場)」の記述

 

その講演で半袖になってしまうくらいの熱気を感じたのは、その日の気温上昇もありましたがやはり参加者の気合というか熱心さですね。

周囲は年配者ばかりでご夫婦ペアの参加も散見されましたが女性グループの多さが目につきました。

募集がSBS学苑ということもあったのでしょうが・・・

 

それがあちらこちらから歴史話が飛び交って、「あそこ行ったそこ行った」の半ば自身知識の披露の場。

私も単独耳を傾けて「なるほど」と頷かせられましたが皆さん本当に「お好きですね・・・」と感じた次第。

時代的には当然「戦国」が主になりますが、案外各時代の事物にも触れていて基本齢を重ねるとそういうものへ趣向が移っていくのだと。

 

静岡県内でこの手の教室が開講されていて各盛況を聞いていますが、小和田氏あってのことですね。

先生の同行案内がある旅行会社企画の歴史旅の募集を見ますが、本当に活発に全国を動き回っている様子がうかがえられます。

ちなみに小和田先生の直近出演番組は以下の通り。

 

★2019.2.11 月曜 22時~ BS TBS <にっぽん歴史鑑定> 

 「戦国の女たち 信長の正室 濃姫」

★2019.2.17 日曜 15時~ 地元SBS  今川義元特番

★2019.2.24 日曜 15時30分~

 地元SBS  今川義元特番

★2019.2.17 水曜 20時~

 NHK BS <偉人達の健康診断>

 武田信玄

★2019.2.17 水曜 22時25分~

 歴史秘話 ベスト10  小和田先生の「ベスト」は駿府城金

 箔瓦の出土についてピックアップしたそう。

 それが採用されるかどうかも見ものです。

 

画像は掛川の会場の図。本日もあります。

講習会研修会のたぐいといえば今は最前列講師正面と決めています。この場所で居眠りができたら相当の強者ですから自分を試すという意味もあります。②が昨日③が一昨日。

まぁ折角の聴聞の場、他者の頭を拝みに来たワケではありませんし。以前と言えば人の話は聞かない爆睡の場(学校の授業)。

④⑤季節はどんどん進んでいる様です。