ヤバいよ!! インフルエンザ 驚愕の220万人超え

昨日の厚労省の発表でインフルエンザの患者数が推計220万人を超えたといいます。「過去最高」と夕刊一面に大きく報じられていました。

お国の発表する数字が「信用ならない」と思われるのは致し方ないことですがこの数字そのものについてはまんざらウソでもなさそうな・・・

前の週から「10万人増えた」そうですが私が昨日寺に居て「インフルエンザ」の病名を3度も聞いたほどです。

 

1件目は京都の息子からの電話。

一昨日は「節々が痛い」ので一応医者に行くも、「ただの風邪」と言われて帰されていました。

クラスやら講師の中でもインフルエンザにかかって休みを入れる者が続出と聞いていましたが帰宅後、熱がグングン上がって何と体温計の数値は40度オーバーになっていたそう。

さすがに再診に赴けば今度は「インフルエンザA型」の診断。

「ゾフルーザ」を処方されたようです。

 

他所でも最初の診断で「ただの風邪」として帰されるという例を聞いていましたので今回の初診には「限りなく怪しい」こととは思っていました。やはり図星、その数字には唖然とさせられました。

もし私がそのような体温に上がったとしたら・・・「生きていないだろう・・・」と。

 

あまり早く医者にかかるとそれが判定されにくいということなのでしょうか。

体の絶不調の時に2度にわたって通院するその労力を考えるだけでも震えがきます。早めの対応が二度手間になるとは・・・。

 

2件目は遠方からの電話でしたが、父上様の容態が芳しくないというもの。先般世話になったショートステイの施設でインフルエンザに罹患した模様と。

高齢のうえ肺炎を併発しているそうですのでとても気がかりです。

 

暖冬傾向とはいえ、インフルエンザウィルス流行の環境は彼らにとって最高潮でしょう。

先日ほんのお湿り程度の雨はありましたが、その程度のものは1時間も北西風が吹けば元通り。

世の中はからっからになっています。

そこにきてここのところの低温傾向には健常者であっても体調は低下ぎみにさせられます。

 

そして3度め。

午後の昼食後に訪れた方は、「父親が救急で運ばれた」と。

以前から親しくしていただいた方ですが、つい先日も、「ほれ」という具合にドリンク剤の差し入れをしてくださいました。

大分悪そうな感じがしましたので、では「お顔だけでも」と榛原方面に「買い物」を見つけてその途に部屋に寄る事としました。

 

その方の病状はインフルエンザではなかったようですが、何しろ病院は厳戒態勢。

面会を家族限定に絞っています。

私どもは「家族の承諾がある」ということで通過しましたがナースステーションでのチェックは厳重でした。

当然に帰宅後の手洗いとうがいについても指導を受けました。

 

奥方からは、こんな時に病院に行ってインフルエンザにかかりに行くようなものかも・・・という指摘がありましたので、アルコール除菌スプレーと紅茶を入れたポットを持って出向きました。

今のところその「紅茶」対応は功を奏しているような気がします。あくまでも「今のところ・・・」ですが。

 

①はナースステーションの案内。

②はやはり先日「40度超え」に耐えた強者からのもの。

きっと私にはそんな余裕はないでしょう。そのような高熱に対する自信も耐力もありませんね。

③本堂前水盤の水量。

私もそうですがどちら様も何とかこの冬をやりすごしていただきたいものです。

他者にも自身にも十二分にケアを。