山科疎水と安祥寺川 散策絶妙時期はやはり桜

檀家さんでその季節が来ると、船から上がったばかりのそれを買い出しに行っては御裾分けをしてくれる方がいますが今年はまったくその声は上がりません。

それもそのはず空前の不漁というか、今般操業自粛が提案されたとのニュースがありました。

試験操業では水揚げに適さない「0歳」のサクラエビが大半で 出漁は「やめた方がイイ」との学術的お達し。

しかしそれで生活をしている漁師等は苦渋の選択でしょうね。

 

しかしこの機に水産資源を取りつくしてしまうというのではあまりにも愚かなこと。ここはひとつ我慢のしどころでしょう。

資源の回復を待つこと。それが賢者の方策。

無限、無尽蔵にそこに「ある」と思うのは無理ですね。

 

また一時的に台風等の影響で不作、高値続きだった野菜は今や市場に溢れるようになって野菜高騰の声は聞こえなくなりましたが今度は北海道で小豆が不作となって和菓子屋さんが困っているいるとのこと。

 

自然の恩恵をいただいて私たちは生かされているのですが、土俵は「自然」ですからね。何事も人間本位に都合よく行かないもの。上下良し悪しの振幅はつきものですね。

 

さて、昨日は山科駅から旧東海道を歩いて山科の當麻寺について記しましたが、あの時は桜の季節は過ぎていましたがJRを潜って北側の山の方向に向かいました。

そちらの散策コースは今や京都観光非主流派に人気の場所でもあります。安祥寺川沿いに咲く桜と山科疎水(看板参照)が目当てです。

川の名ともなった安祥寺手前(画像⑪⑫ 場所はこちら)から東方向に安朱橋画像⑩まで進みました。

途中に府立洛東高校がありますが、環境はこのうえなく上々の場所と察します。

 

こちら周辺の地名には「御陵〇〇」とまたぞろ「御陵」が付きます。こちらは「ごりょう」読みしたいところですが「みささぎ」、天智天皇陵墓です。

山科駅前から京都駅方面に、右手にその「御陵」を見て京都市内に行く手前に粟田口処刑場がありました。