相良の「乃庄」といえば釜飯。
ブラジルからやってくる叔父一家は必ずそれを所望します。
先日もやはり叔父たちがやってきたため釜飯を自宅まで運んでいただきましたが､現在は店は開けずに限定メニュー配達のみとなっています。
それは奥様の体調不良によるもので一時は配達すらもしていずに店を閉めていました。配達のみの営業は助走段階。いよいよ調子が戻ってきたことから今月中旬あたりより店の方も開けて頑張るとのこと。
この時期といえば「乃庄」ではカキフライが始まりますので期待したいところです。その旨境内でお会いした奥様に伝えると､「今年は台風で浜名湖のカキがやられて出荷が遅れている」と。
先日もゴルフ場の植栽の仕事をされている方が､台風被害の樹木の片付けで休みも取れないとヘロヘロになっていましたが色々なところで台風の影響が出ています。
さて昨日の新聞紙上(地方版)にもありましたが､岡部岸和田藩の旧庄屋から出た相良城の地図が相良史料館でお披露目(複製)されることになりました。
相良では初めての企画です。
何故岸和田から出たかといえば老中松平定信による相良城破却の首班として藩主岡部長備が指名されたからです。
はるばる大人数を連れて大坂からやってきたのでした。
庄屋は藩主お目見えの前に相良に先乗りして詳細図面を起こしていたということです。
図面では天守閣ではなく「御殿」。三重櫓の文字は門と並立している図で内堀に接しています。どう見てもそれを天守閣というには首を傾げなくてはいけなくなります。
これまでのいろいろな書物に記された「三重櫓の天守閣」はなかったと断じていいのかも。
「田沼のまちとむらを歩く」-昔の地図を見よう!-
11月13日(火)～12月2日(日)9時～16時 牧之原市史料館
乃庄(根上がり松の隣です)の再開は中旬以降とのことでカキフライはそれより遅れそうですが釜飯は食べられるはずです。
一応は定休日等御確認を。
コメントをお書きください
野村幸一 (日曜日, 04 11月 2018 05:53)
釜飯、食べてみたいですね。前に行った時はカツ丼でした。後継者がいればいいのですが。。
乃庄のお婆さんは私の曽祖父の妹になるのですが、腹違いの兄妹と当時の取り巻く環境のためか曽祖父の頃から断絶ですね。系図の上では親戚ですが、もはや他人です。私の両親の代で交流を試みたそうですが上手くいかなかったそうです。曽祖父の代でいろいろあったようです
ありがとうございます。 (日曜日, 04 11月 2018)
ありがとうございます。
まぁそう(他人)はいわずに。
代は変わって同じ苗字を名のる家系。
親類であることは間違いありません。
がつお (金曜日, 09 11月 2018 00:11)
以前といっても数年前ですが野村兵庫でコメントをした（はず）の者です。
野村氏との縁については未だ不明なままですが、現在岸和田藩の甲賀組について少々調べておりまして、またまたこのブログがヒットしたので久しぶりにコメントしてみました。
我が家の江戸時代の家系については調べた結果、分家した家があることがわかりその家系の人を探しています。明治初期までは同じ菩提寺であったのですが、そのお寺が大正時代に荒廃してしまいお墓も別の場所に移転してしまっていているので所在不明となっています。
もしかしたらそちらの家系で何か資料が残っていたりしないかと期待しているのですが、何分昨今のご時世で人捜しに苦慮しております。なんとか明治初期の人のお墓でも見つかればいいのですがそれらしき墓地に行っては怪しくウロウロとしている状況です。
あと１０年早ければとか２０年早ければと思うことが多いですね。
今井一光 (日曜日, 11 11月 2018)
野村兵庫さま。
承知しております。
岸和田の甲賀組の件所見でした。
当相良の「野村氏」といえば近江出自はだいたい推せられるところですが
それも未だ特定するに至っていません。
そういった調査にベストな方法としては片っ端から寺の過去帳にあたることができれば･･･と思っていますが､何せその閲覧は個人情報の中でもデリケートな部分。
以前と違ってそう簡単にはお気軽に見ることはできないでしょう。
解読にあたっても時間を要しますし､そもそもそういった古い書面が残っていることが前提条件ですね。
墓地も改装と移動､廃棄などまたぞろありますし。大変な仕事で大抵は壁にぶつかったままになってしまいますね。