小田原攻めの陣中にて 石垣山の麓 堀秀政の墓

限りなくクロに近いサウジの王子さま。

御時節自由と民主主義、言論フリーの時代に王様がわが身の不都合を吹聴する国民ジャーナリストを殺してしまうなんて・・・

まともではないですね。不信です。

 

石油をバックにジャブジャブの大金持ちが形振り構わず保身のために暗躍するなどの姿はとてもではありませんが許容できませんね。

それが通用するのであればもはやその国の有様、おつき合いの仕方を考え直す必要があるかも知れません。

彼が主催する経済フォーラム(サウジの投資―金儲け―の件)の開催予定がありますが(IMF総裁からソフトバンクの孫氏まで世界的お歴々の出席)是非ともその手の悪辣な人物と、もしやそれを守ろうとするならばそのような国との関わりはここは一つ御英断、途絶していただきたいものです。

 

トランプ大統領さまも自分の都合(何といっても大統領のお友達です)で早々に「彼は何も知らなかった」とツイートして擁護しようとする動きがあります。

そうあれば、人の命を秘かに奪っておきながら「あれは事故だった」「知らぬ存ぜぬ」の一言でなぁなぁにされるのが常になりかねないということ。

もはや世界は信じられなくなったということですね。

何せ世界の警察官を自負していた米国がこのザマですからね。

 

どちらかのお国のソーリさまを守るために一世を風靡した「下が忖度した」という解決済の迎え方はいかにもやるせないこと。

このような世界的茶番はそもそも自国民が黙っていてはイケないですね。サウジアラビアの自浄作用を願ってやみません。

 

また彼を真っ向糾弾すれば石油高騰の跳ね返り(原油を人質)があるという人が言いますがそのような件、どうでもイイこと。

すべてが「人権」あってのことですから。

これがなぁなぁで終結したとしたらどこかに「気に喰わない奴」がいたとしてカネに物を言わせて、いつでもどこでも「事故」ということで故人を抹殺(生きたままバラバラにされてボイ)されてしまいますからね(日本ではかつて戦時下の特高警察の非人権がありました)。

 

トランプさまもこの件、舵取りを誤れば自分のクビを絞めることになりましょう。

あのおっちょこちょいには早々に退場して頂きたいものですからサウジの王子さまと心中していただいても構いませんが。

 

欧州諸国の反応は結構まともです。監視と警告の発信を期待したいところです。

有耶無耶の手打ちなどはまさかないでしょうね。少々心配なことではあります。

 

さて、先日は堀秀政の長久手本陣について記しましたが本日は小田原攻めの陣。秀吉の入った石垣山の麓の海蔵寺です。

山中城(こちらまたはこちら)攻めでは8700の兵を進めているよう。

海蔵寺は石垣山の相模湾側の登城口にあり、また早川の向こうには間近に小田原城がうかがえ攻めてヨシ、守ってヨシの絶妙の地です。

 

『寛政重修諸家譜』に「堀秀政を左備の大将」と。

一番 村上義明、柴田源左衛門勝全 

二番 溝口秀勝、堀直政、神子田八右衛門某、この二備、隔日交代で一番手を務める。

三番 丹羽長重を右備の大将とし、堀秀政を左備の大将とし、

四番 木村常陸介、五番 長谷川秀一、六番 織田秀信らは各機に臨み鉄砲隊を供出する。

 

堀秀政は陣中で病に倒れ、急逝してしまいます。

38歳にして早々にこの世を去りましたがやはりこのキレ者の死は「生きていたらどうなのだろう」というタラレバを思います。

 

こちらも古い画像で恐縮ですが、なかなか美しい宝篋印塔が並んでいました。天正期の石塔ということですが古風な面影を残しています。看板のスグ隣が堀秀政の墓でしょう。

他の石塔は追い腹を斬った家臣(大野左京の名)等といいます。

自家用車ならお寺の下の駐車場に停めるのが良いですね。

石垣山の本丸に上がる舗装路の途中からだとスグですが・・・。

(場所はこちら)

②石塔は相模湾、直下には先日の台風でヤラれた早川漁港があります。スグ近く早川駅の裏の早川観音は祖母の鈴さんに連れていかれたことを思い出します。

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コメント: 2
  • #1

    野村幸一 (金曜日, 19 10月 2018 10:10)

    長谷川秀一

    昔の人の名前の読み方だと
    シュウイチ

    ではなく

    ヒデカズ

    ですよね。

    私の名前、命名書にはコウイチとフリガナまで書かれていますが、戸籍にはフリガナはないのでユキカズでもいいわけですね。

    よく母からは冗談混じりにコータローと呼ばれたりした事もあるのですが、幸太郎のほうが私としては好みなんですよね。先祖も、庄太郎、豊太郎…とおりますので。

    私の居住地の区役所に問い合わせてみると、読み仮名を変更するのは至極簡単にできるそうです。電話1本でオーケー!
    ただ、そのあとフリガナを必要とする公的な銀行口座や保険などなどが面倒だなと…

  • #2

    今井一光 (金曜日, 19 10月 2018 18:18)

    ありがとうございます。
    「一」の読みに関して以前「https://www.daitakuji.jp/2016/12/18/所感-学者-は人柄-近江浅井氏-小和田先生/」で記していました。
    私も「かず」読みで登録されてしまっているためやはり以前変更を考えた事があり
    ましたが全て変えることは面倒で諦めています。
    今となっては「どうでもいいこと」のレベルまで気持ちは沈静していますが。