時間差昼食は浅草浅草寺前仲見世「麻鳥」

先日当家愚息の友人家族に会いましたのでその現況についてうかがいました。

なんと銀行と不動産と証券の三業種三社に内定をもらったそう。息子の場合もそうですが私も就職というものにまったく「ドウデモイイ」感あって特にまたそのような業種には最初からまったくご縁がないものとその思考にも及ばなかったものですからとにかくその三社内定には「凄い!!」と感動してしまいました。どの職種も会社としての組織に居る私を想像だにできませんね。

 

その父親とお祖母さんとお話しましたが「すべて本人が決めること」で口出しは無用だったと。

当人の口からは直接「証券」に決定したと。

内定をもらった銀行のその名も耳に聞き及ぶところでしたから「なんか勿体ないね」と一言。

すると当人は「実力世界」が一番に実感できると心強い発言。昔から彼を知っていますがここでもかなりの成長ぶりを感じました。

それにつけて・・・と拙寺の相変わらずののんびり非常識には我ながらやれやれです。

 

さて、以上三業種に共通している点は他人のカネまたはカネに準ずる(不動)モノで商売させていただくというところ。

したたかで俊敏な判断力が必要というイメージで堅さでいえば銀行が一番。これまで私たちが思う安定性に関しては抜群ですね。

 

それらまた「蹴飛ばした」理由も推測できます。

要は銀行にこれまで私どもが抱いていた堅実さという魅力が失せているということですね。

低金利持続で地銀ボロボロの状況、再編の声が聞こえてきます。特に地元ではスルガの不祥事に銀行カードローン等「銀行サラ金化」の様相、ノルマもきつくなるばかりで途中退社も多くなっているよう。どこかにも記されていましたが銀行業もキャッシュレスとネット主流世界においてひょっとして将来淘汰される(なくなっている)業種ともいわれています。AIの発達によって「無くなるかも」のトップにあげられていますね。

 

そして柔軟性でいえば不動産・証券ですがその辺りは好みの問題。不動産業は「実力」によって将来独立するという夢がありますが、地元で開業したとしても魅力がありません。

まぁ今その業種は都心繁忙の人口密集地のみでの商いに限定されますし、とにかく「宅地建物」の証を持っていなくてはお話になりませんのでその取得のためのお勉強がまずは必要です。

 

ニュースでは「私立大は現状でも約4割が定員割れ。17年度の調査では、私立大を運営する555法人のうち13法人が20年度末までに、65法人が21年度以降に破綻の恐れ」というくらい「人少なし」の状況。そして今、私大の流れは急速に地方から都心へ回帰していますね。

 

そうなるとやはり証券は手っ取り早い。ネット証券主流の時代で大手対面証券に対してつけ入るスキはまだあるでしょう。

銀行と同様に複数の証券口座を持つという時代が来ているようですし。

ということはサービスによってはシェアを奪うことも可能ですね。ただし逆に淘汰される事もありうる話。

彼の実力思考の力量差配によっては「のし上がる」成功もありますが「挫折もある」ことを「いい事ばかりでなくて躓くこともあるけどその時は気張ってね !」とやんわりと伝えました。

証券業も銀行と同様「人」というものが不要な業種になりつつあります(以前ブログ-不動産とスルガの件)。

 

画像は先日の谷中彷徨のあとの遅めのお昼。

なんと「麻鳥」にサクッと入店できました。

横浜在住時、浅草にはよく参りましたがそれは土日でしたのでお昼時ともなればこのお店はいつも満員で入店不能でした。

会社の同僚のお母さんがこの店で働いていたこともあっていつも目標にしていたのですが・・・ということで今回は初めての「麻鳥」でした。

 

こちらの看板メニューは釜飯ですが、その日は36℃の炎熱に晒されていたためそれを注文する気にはなれず、リーズナブルなランチ(各1200えん)を所望。私は焼鳥丼(殺生御免)でした。

次回もまた平日の1時過ぎ狙いにします。

尚、仲見世通りは当たり前のように外国からのお客さんばかりでした。