五重塔・南円堂より三重塔・北円堂 ホッとするエリア

早朝は24℃と肌寒さも感じました。

南遠はカラッとした晴れで九州は唐津から法事で来られた方はその過ごしやすさに感動していました。

「やはり相良はいい」と。

正直言って昨日の晴れ間は少々デキすぎの感はありました。

その前日二日間は曇天のち降雨でしたし以後週刊天気予報では見たところ御日様マークはありませんでしたからね。

 

唐津では「こんなお天気は年に2回もあればいいところ」とまで言われます。聞けば唐津は中国から「色々やってくる」と。

思い起こせば地理的に中国大陸には近いです。

黄砂にPM2.5・・・そして大陸で発生してダイレクトにやってくる雲に南西方向から吹き込む暖気がぶつかって常に湿気を含んだ空気に包まれているようです。

よってくうき自宅内は勿論の事タンスの中の衣類は常にカビとの闘いとなるとのこと。

 

というワケで昨日の相良の青空を見て大いに感動されたようです。それに限らず「こんないい場所はない」とまで。

そうですね、漫然と暮らしているとついその有難さを忘れてしまいますが降雪皆無で温暖、降雨もそれほど酷く降るワケでもありませんのでちょいとばかり不快な天気が続いたくらいで不満を漏らすというのはどうかしていました。

以前新潟の方と話した時は、「冬場に晴れ間は無い」と言い切っていましたし。

さあ今週の雨予報の一週間、腐らずにやりましょう。

 

さて、昨日の興福寺三重塔は人気薄のためかあのエリアには何故か人ナシ。あの修学旅行生と私とは違うアジア系の人たちでごった返す五重塔付近とは完全にその世界を異にします。

 

下の画像は、5分ほど待って人が切れたその瞬間にシャッターを押しました。一部の人たちは近くまで寄らなければ気が済まないという感じで真下にたかっていますからね。

 

人気の五重塔に対して三重塔、そして人が集まる南円堂に対して北円堂・・・。その猿沢池側に低い位置にある三重塔から池の反対方向に行けば北円堂があります。

その北円堂も興福寺の最も西の端にあって「人ナシ」はホッとします。

個人的には藤原不比等追善、1210年に再建されたという北円堂が好みですね。カタチもメリハリがあるような。

 

①②③は南円堂。④⑤が北円堂。

⑥西金堂跡の石碑と北円堂。⑦⑧こちらの灯籠は寛永十七年の銘。

下図右、中金堂は改修中。左奥に北円堂が見えます。