當麻寺東塔と當南山念仏院 善導像が本尊と

昨日午前中は雨が止んでいましたがその後散々降り続いて、殆ど二日間降り続いたの感。

そして気温が「3月並み」までに低下して肌寒いことこのうえなし。

 

あのお騒がせのトランプ氏のイランとの核合意に関してのへそ曲げの件、どうしてもアレはまず「オバマの仕事の否定」としか考えられませんね。

あんなお粗末で狭量、低俗の大統領は何とかしてほしいものです。愛するアメリカのみなさん。

昨日の気温もそうですが世界の同調の雰囲気をブチ壊しにする寒々しさを思います。いつまで「世界のケーサツ」を振る舞おうとしているのやら。

 

さて、時としてブログでは善導さん(こちらも)について記しています。正信偈にも登場すし親鸞さんも善知識七高層のうちの一人に数える浄土思想には切ってもきれない方。

その善導さんを本尊とした塔頭寺院が當麻寺にありました。

東塔の近く、最も南の丘の上の「當南山念仏院です。

 

當麻寺御本尊が「當麻曼荼羅」であってそれが「観無量寿経」ストーリーにのって作られた物。

善導さんも「観無量寿経疏」なる注釈書を記していましたのでそういえばその関連性は大いにあるというもの。

またもっとよく考えればこの當麻寺がある葛城という地の出身者として私の念頭にあったのはやはり七高層の一人、源信さんでした。

 

源信の故郷であるこの地には「浄土」にちなんだ當麻寺があってその寺には善導と源空(法然上人)を本尊とする堂宇が並ぶというところ(太子堂は勿論)、私は膝を叩きながら「なるほどね」と喜んでいます。あいかわらず勝手にですが・・・。

 

喜び勇んで念仏院に向かいましたが残念ながら拝観は不可とのことでした。

最後の画像が門から振り返ったところ。

金堂とその手前に石灯籠の覆堂が見えます。