目出度きかな春 歴史登場のネコは何故か黒猫多し

ポカポカ陽気の昨日は静岡での所用の帰り路、どちらのソメイヨシノも「そろそろイイ感じ」といった具合でした。

きっと土日の周辺名所は大いに盛り上がりましょう。

まだまだ時鳥も鰹のお初の声も聞こえませんがそうなったらこっちのもの、年間ローテーション的にいって「1年永らえた」と宣言、安堵できるというものです。境内の植物たちの息吹きを感じても無茶苦茶に寒かった冬を越すことができた感動があります。

いよいよ「生きていること」に強く感じ入る年齢域に入りましたね。

 

初物といえば地元ラジオのお昼のニュースを車内で聞いているとアナウンサーが「ん?」と思わされることを言っていました。

私の聞き間違いではないはずですが。

 

県内のシラス漁が始まったということで「初物だねぇ」と隣の奥方と会話していると、アナウンサーがたしか「ごしゅくぎそうば」と発したように聞こえました。「祝儀相場」のことですね。

原稿の棒読みにはついありがちとはいうもののご当人からすれば「穴に入りたい」凡ミスでした。とはいえ「しゅくぎ」という言い方も無くはないとは思いますが・・・まぁ「鬼の首」ではありませんので。

 

まぁ活舌悪く、かすれ声の私は毎度おなじみの御文の拝読であっても結構にとちります。

プロのアナウンサーでも間違えましょう。

間違いのない人間などあり得ませんからね。何かホッとさせられる一コマでした。

 

昨日も一昨日の旧金谷中学校跡再開発の続編とも思える報道がありました。

そのアウトレット予定地とは目と鼻の先に「茶の都ミュージアム」が新装改装後のオープン式典があったとのこと。

知事が式典挨拶をしたように静岡県が運営する施設となります。

島田市のアウトレットは勿論この施設と抱き合わせの集客を狙ったものでしょうね。

 

ただし、牧之原I.C.北開発が実現すればその立地という面だけを考えればやはりどう考えても金谷の新規格は不利でしょうね。

新東名からも東名からも、国道1号バイパスでも幹線道から決して近接しているとは言い難い場所ですから。南北移動の道路上です。

 

牧之原市の動向次第ではありますが、中途半端な事は禁物ですね。特に「WIN-WINで・・・」の思考は命取り。

こうなったら島田市のそれを潰しにかかるくらいの勢いでS.A.隣接のメリットをフルに生かさなくてはなりませんね。

私は傍観しつつ心には牧之原の人口増加に繋がる事をひたすら信じています。

やられっぱなし、負け続けの被害妄想男がそう思いました。

 

画像は拙寺墓場の女神「舞鶴殿」。魔女ではありません。

彼女もこの冬を乗り切ったことに奇特を感じ入っていることでしょう。毎日境内で弾けています。

 

ネコへの感じ方は人それぞれですが昔から縁起を担がれて時に無慈悲な扱い方をされていたのは黒猫。「不吉」などいう迷信をよく耳にします。

人もそうですが、肌の色、毛の色で差別するのはイケませんね。

「舞鶴殿」は利発で遊び好き。境内と庫裏玄関の往来を自由にしています。昨夏生まれで外での野良猫生活が4か月ほどありましたので家の中でじっとしている筈がありませんからね。

よって他の連中とは接触していません。

耳の切りこみの通り、市の援助を得て施術済。

今一番に春を謳歌しているのも彼女、「舞鶴殿」でしょう。

「舞鶴」とはめでたきお芝居「曽我対面」の朝比奈三郎の妹の名という設定です。

「舞鶴」とは当家の春の目出度さよ。