一人居て喜こばゝ二人と思ふべし 湖畔と三上山

奥方の携帯に入った殆ど間違いなくフィッシングの着信メールの数々。「返信したらアカン !」ということで掲示することにしました。タイトルは以下のものです。

 

①ヤフーオークション入札完了のお知らせ

②みずほ銀行より大事なお知らせ

③「不在通知」

④重要 管理会社よりごみ捨てルール変更のお知らせ

⑤お家賃の件で大至急ご確認お願いいたします

⑥東京電力より電気料金のお知らせ

⑦NHK受信料のお知らせ 明日伺います

⑧ご注文に関するお得情報の確認(商品を購入されたお客様)

⑨出前館より注文確定のご連絡

 

ちょいとばかり心当たりのありそうな表題にしてカモを釣り上げようとする魂胆が見えています。無論、無視削除は当然です。

面倒な世の中ですね。油断も隙もありゃしない。

人を騙して金品を奪い取ろうと虎視眈々の輩が闊歩しています。ハチャメチャに知り得たアドレスに送りまくっているのでしょう。この辺りは中部電力ですからね。

 

念のため息子には「こんなの来たら無視しろ」とメールしておきました。

 

久々の近江へ。お悔やみに参りました。

御家の緊急事にもかかわらず私ごとき田舎坊主にこまやかな配慮をいただいて恐縮するばかりでした。

初日の通夜は遠方を理由にして「絶対に遅刻は許されない日」でもありますので、約束は17時30分でしたが14時前には守山市に到着していました。

 

その日の午前中に相良を出発したのですが、小雨状態で27℃。

しばらくたって「相良快適 エアコンは不要」との情報が入っていました。

しかし伊勢道に入るあたりまでの空はどんよりしていましたが草津の分岐を過ぎれば温度計は急上昇。高速道路を降りた時はすっかり晴れて36℃に。

どんなに暑かろうが天気がイイこと以上の幸福感はありませんね。特に法事の際は・・・。

 

ご当家には失礼ですが、時間さえあれば周辺を見て回りたいとどうしても走り回ってしまいます。

特にはいつかは登りたいとそのタイミングを狙っている三上山(場所はこちら 周辺地図 こちらも)への思いもあってあの山に引き寄せられる事このうえありませんでしたが、さすがに汗だく&疲労度満点の躰で席に着くのは憚られますので次の機会を待つことにしました。

晴れた日の三上山からの眺望をいつの日か楽しみにしています。

 

それにしても野洲川を控える守山市内は滋賀県内でも渋滞の発生率が高いようですね。橋以外の抜け道が無いことと琵琶湖大橋という幹線道路が繋がっていることもその一因かも知れません。

聞くところによると滋賀県は「一人一台」の県民事情(交通の便が悪い )があるために「やたら混む」とのこと。

 

道路上には「8月8日は琵琶湖花火大会」との掲示板が光っていましたがそんな日にこの辺りをうろうろしたらおそらく車は微動だにしないのではないでしょうか。

そこの近江は避けるところですが、今一番に気になるのは台風5号の動き。勢力も強い台風ですのでどちら様も早めの対応と警戒は怠りなく。

 

昨日と同様

あやまりといふは、他の事にあらず、速かにすべき事をゆるくし、ゆるくすべきことを急ぎて、過ぎにしことの悔しきなり」

ですからね。

 

 

朝は6時起床で湖岸に。

琵琶湖は夏特有の景色、比叡山は雲がかかっていました。

しかしあの寄せて来る澄んだ水、さざ波の音と赤茶の砂を見て親鸞さんの『御臨末の御書』を思い起こしました。

 

「和歌の浦曲の片男浪の 寄せかけ寄せかけ帰らんに同じ」

です。

 

全文転記すれば

 

我が歳きはまりて、安養浄土に還帰すといふとも

  『和歌のうらわのかたおなみの

          寄せかけ寄せかけ帰らんに同じ』

一人居て喜よろこばゝ 二人と思ふべし  二人居て喜こばゝ 三人と思おもふべし。その一人(いちにん)は親鸞なり

 

  我なくも法は尽きまじ和歌の浦 

          あをくさ人のあらんかぎりは

 

          弘長二歳十一月  愚禿親鸞 満九十歳 

 

    ※あおくさ人の  繁茂する青草が如く繁栄する人々

 

親鸞さんの「往生必定の身の私はこれからお浄土には行きますがスグ ココに戻ってきますよ・・・・」の説。

 

この件、私ども門徒の坊さんが「告別」や「永眠」そして「冥途」の語を否定するその論拠とするものです。

亡き人といつも一所するということです。そして同所にて共にに「喜んじゃう・・・」のですから。

ちなみに故人の法名には「よろこびながらかがやく」意の「耀」の字を使用させていただきました。

 

①琵琶湖大橋が見えます。