「ここへきてカレーとはありがてぇ」7晩連続試行

昨未明のちょっとキツ目のお湿りは日中の激しい蒸し暑さを招きました。夕方の植木鉢への水やりの際、まだ土は湿気ていましたので日中の直射日光による乾燥以上に空気中には水分が飽和していたように感じました。

あの雨によって蚊の連中も息を吹き返したのか、夕刻には多数の襲来がありました。

 

法事はご自宅の御内佛前でのお勤めでしたが、泣き言を言わせていただけばこの夏一番の発汗率UPの様。

これからの本格的夏に向けて今私が試行しているのがカレーライス。どこかで聞いた事がある「夏はカレー」の宣伝文句ではありませんが私はこのところ7月16日から毎夕カレーライスを所望しています。

 

NHKの「AIに聞いてみた」は面白く視聴させていただきました。たくさんの今の日本人が感じる不安について数点をあげてそれらのテーマの解法を集積されたデータから探ろうとするものです。

まぁ「風が吹けば桶屋が儲かる」的な導き方のようにも感じます、データから出た数字で関連する何かの傾向がわかるかも知れないというところ。

 

なるほどね、と思ったのが「賃貸家賃を8万円から7万円に1万円値下げすると40代独身者が15パーセント減る」というところ。

それならお国が「持ち家」だけでなく独り暮らしの賃借物件に補助金(たった1万円)を出せば日本の危機は緩和できるということです(別の「40代独身男子が国を亡ぼす」から)。

 

もう一つ「これだ」と思って納得したのが、「病床数が減ると健康になる」というところ。要は病院が無ければ「住民は健康に配慮して元気になる」というのですが、まるでこちら相良がそれにあたるではないか・・と。

また「健康」と同様そのような際「バナナが売れる」ともありました。

私は「解毒剤」と称してバナナは常時食卓に置き、家以外の場所でも塩分がキツいと思った際は「八百屋に走る」ほどのバナナ信奉者です。「それで良かった」と確証を得たような気になりました。

 

さて、16日から毎晩カレーというのはお盆の法話のテーマが「アルツハイマーにならないためにカレーを」でしたもので・・・。

自分で試さなくては・・・

 

そして先代(父)はカレーがあまり好きではなく、私の奥方が作るカレーをぶつぶつ言って食べていましたがある時、ついに「カレーならいらない」と食卓に着かなくなりました。

奥方も「御自由に」ということになって、以来「勝手に食べるから」と二家族別々の食事形態ということになりました。

 

私も「まぁ、まぁ」という具合にその場を収めればよかったのですが、今考えると父母は近くの弁当屋と外食オンリーになり結果的にその食生活が決定的病因(父は脳梗塞)となったというのが私の思うところ。

 

父親が亡くなってからその弁当屋さんは転居して今は空き家になっていますが、当時の油の匂いは強烈で「アレを食べていたら命は落とすかも」と感じました。

風向きによっては日曜の朝から本堂が揚げ物の匂いで充満することがありましたので、あの弁当屋がいらっしゃらないということは今、結構の幸せ感がありますね。店の裏は何故か油でベタベタで換気扇からは黒いものが滴っていました。

 

ちなみにお弁当屋さんの駐車場に拙寺檀家さんが車を停めたままお参りに来たりするとお弁当屋さんが怒鳴り込んできました。しかし私はその「匂い」に対しては黙認です。匂いは個人差がありますから言いがかりと断じられかねませんしね。

 

ということで7月のお盆の法話で「カレー」のすばらしさを吹聴したのですが、私自身が「アルツハイマー」にならないためにはやはりその常食を試さなくてはなりません。

 

現状、多少の物忘れは自覚していますが、今のところ「病的」とは感じていません。

よって今そのチャレンジをする必要はないのですが、その傾向が現れた時、果たしてそう食べられるものかというところも試してみたかったのです。

ということで7日間連続カレーライスということなったのでした。

 

別に最初からその意図(7日間)はありませんでしたが、「奥方から今晩何にする?」と言われて毎度返すのも面倒ですからここのところ「カレー」と反応しただけといえばそうなのです。

 

そこで奥方から発せられた言葉が標記、「ここへきてカレーとはありがてぇ」でした(コレは「ナスD」がアマゾンで発した言葉、彼は「美容とは」 奥方のいう「ここ」とはこのクソ暑い中、キッチンに立ちたくないの意)。

 

一週間のうち、まともに家カレーにしたのは2度。3度はカレー専門店等。2回はレトルトでした。

いわゆる主婦の出番なし。卵かツナ缶に福神漬け。添えるとすればサラダか冷ややっこでOKですから。

1度だけレトルト+カツがありましたが・・・。

 

アルツハイマーは別として、食べ続けて感ずるところ「悪くない」という気がします。何か気合が入るような・・・

以前イチローが「毎朝カレー」というのを聞いていましたし、やってみれば大したことはありませんね。

 

ただし、食べた直後は「カレーはもういいや」という気にはなります。そして一晩経つと案外「全然OK!」となります。

カレー香辛料の効能については各検索ください。

インド人のアルツハイマー罹患率は低いと聞きますね。

 

将来のためのチャレンジですから香辛料ターメリック(ウコン)粉末を胡椒のようにふりかけて追加します。こちらはたしか160円程度でした。

アルツハイマーが疑われたら家カレーにMyターメリック添加で効果期待です。

尚、カレー(ウコン)はアルツハイマーになった後からでも改善の効果が期待できるといいますので、病になったとしても遅くはないよう。

 

当家では最後の画像4袋298円のレトルトを使用。②と⑤がそれです。今地元で発売されている「マキティカレー」も推奨されますが、少々それはお高いよう。

 

また「カレーは飲み物」とも言う人もいますがそれはムリ。

私は加えて今はエピガロカテキンのがぶ飲み(冷茶)と「オレンジ色の安いヤツ」(果糖ブドウ糖の入らない100%野菜果実ジュース)で対応しています。

 

それでも私がアルツハイマーになったりヤバそうな病気に掛かったとしても、やはり「人間界は無常」だったとそれを確認するだけのこと。